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やる時はやりまっせ!

南十字星が一年中沈まない街 ニュージーランド南島クィーンズタウンからこんにちは

背景写真は左手にほぼ逆さまの南十字星、右手に逆さまのさそり座も写っていますが、虹色の明かりはオーロラです













2024 F1オーストラリアGPで撮影 その2















今日も2024年F1オーストラリアGPの模様をご覧頂きたいと思います。と言っても、車両の写真では無く、「現地からは以上で~す」みたいな報告です。

今回筆者が選んだチケットはただの入場券。これまでの海外F1撮影では主に指定席スタンドを選んで、そのスタンド内のあらゆる場所からの撮影を行ってきました。

しかし、このアルバートパークサーキットに関しては、F1車両をほぼ真正面から捉える事の出来る指定席スタンドはたったの一つ。それはターン3にある「ヒル・グランドスタンド」。

しかし、このGPに行こうと思い立った2023年11月の段階では既にSOLD OUT。流石にオーストラリア人ドライバーが2名も出場している地元。人気が出るのは当然かな。

F1撮影中は順位もヘッタクレも無く、ただファインダーを覗いているだけで、ブラインドコーナーの先からやって来るマシンのエンジン音に耳を澄ませています。

ですが、ふと場内放送の1センテンスが耳に入って来ました。それは「本日(2024年3月22日)の総入場者数が、歴代1位の128000人を記録しました」というものでした。

「えっ、金曜日のフリー走行から12万8千人の入場者数ってか」と思いながら、「どおりで撮影場所の確保が難しかったんや」と頷きました。

そんなサーキットはメルボルン市内中心部から南東に向かってトラムで20分程度で行けるアルバートパーク。小さな湖の外周道路をサーキットにしちゃっているから凄い。

そんなサーキットの様子をご覧下さい。

最後の3枚は本選が始まる前のもので、いざF1マシンがエンジンを始動すると、寝ている人も、椅子に座っている人も皆が立ち上がります。身長が162cmしかない筆者の前に、エベレストの如くの長身でラグビー選手並みの横幅のある大男連中が立ちはだかります。

しかし、灰色のフェンスを被写界深度の関係でほぼ消すには、フェンスにもっと近い所からの撮影が求められます。グランドスタンドではフェンスまでの距離が遠くなり、フェンスをぼかして撮る事がほぼ出来ないので、今回は入場券だけでの撮影にしました。

次回は、メルボルンの夜景をお届けする予定です。今回は一脚と三脚のどちらも持参しましたので。











2024 F1オーストラリアGPで撮影












何枚か画像処理してみました。フェンスが銀色なので、太陽が当たるとギラギラと反射して写真にも影響が出てしまいます。

今回はターン3、5、6、12の4カ所で撮影しましたが、最もフェンスが近いのがターン3で、被写界深度の関係からやはりカメラ小僧(?)に人気の撮影場所でした。

最後の6枚目がGP勝者のカルロス・サインツ選手です。前試合時に虫垂炎で手術をし復帰したばかりで優勝です。何かの運を持ってきたかもしれませんね。

時間を作って、他の写真も処理してみたいと思います。

4枚目の我らが Yuki Tsunoda 選手の写真だけ、若干トリミングしている以外は、全てノートリミングです。

2週間後の日本GPに向けて撮影のイメトレにでも役立てて下さい。3枚目と4枚目が焦点距離1300mmで被写体までの距離が140m程、他は845mmで被写体までの距離は70m程です。Google Mapの距離測定を使って計ってみました。


















南半球の星空

昭和の末にニュージーランドにやって来て先ず驚いたのが、①大気汚染がないので夕日は白く、夜は星明りで影が出来る事、②クィーンズタウンでは頻繁に赤いオーロラを撮影出来る事に気が付きました。それ以来日本に戻れなくなってしもうたわい。

星のシャワーを浴びてみる

旅の風景

毎年、海外旅行をするのが生き甲斐。その為に働いていると言っても過言ではない。日本とNZ両国の旅行会社で働いておったので、旅の企画、計画、手配、撮影地検索等、時間をかけて旅を練る。旅は計画段階からが楽しい。現地では忙し過ぎるのがたまに傷である。

旅の様子を見てみる

F1撮影

昭和40年代からF1に興味を持ち、62年(1987年)のF1日本GPから撮影を続けています。隔年でどこかのGPを撮影するように心がけており、最近ではデジタルの恩恵を受けて撮りまくっています。日本人ドライバーが続かないので頑張ってもらいたい。

F1撮影の様子を見てみる


線路脇 ジャパンレールパスの旅

Japan Rail Pass ジャパンレールパスというものをご存じだろうか?特定の列車を除く全てのJR列車に乗り放題となる切符だ。残念ながら外国人客と国外永住権を持っていないと購入出来ないのだが、小生は鉄ちゃんでNZの永住権を持っているので止められない。

JR乗り放題旅行に出てみる

スキーNZ 真夏にスキー

日本とは季節が真逆なので6月初旬からシーズンが始まります。リフト1本を繰り返し滑るゲレンデが多いですが、圧雪車のグルーミングも悪くなく、雪質も良いですよ。うだる様な日本の暑さを避けてNZ南島で滑ってみませんか。10月の初旬までがシーズンです。

NZのゲレンデを滑ってみる

おやじのブログ

小生がニュージーランドに移り住んだのは昭和の時代。星のシャンデリアに照らされ、スキーにハマり、永住権を取得してジャパンレールパスでの旅、海外航空券も安くて毎年海外旅行、大自然を撮って、空気が綺麗なので毎日深呼吸出来る。夢の国なんです。

ブログを見てみる

このホームページは写真好きな大和おやじが作っています

皆さんの住む街では夕日は何色になりますか?ここクィーンズタウンは南半球の内陸に位置し、周辺は牧草地だらけ。晴天時の夕日は真っ白なんです。

中国人観光客がお土産に「ニュージーランドの美味しい空気」というスプレーを買うそうですが、PM2.5や二酸化窒素とも無縁のこの地の空気はホンマに美味しいでっせ。

カメラ片手に星、オーロラ、大自然、F1、ラグビー、サッカーと撮りまくっています。ごゆっくりと見てやって下さいませ。


こんな写真を撮る為に働いています

「No Journey No Life 旅をしない人生なんて有り得ない」、そんな人生を送っています。困ったもんです。
一年中、次の海外旅行の事ばかり考えています。1か月の旅行から戻り、直ぐに翌年の休暇旅行を練り始めます。下手をすると、2年後の旅行までも計画しています。でないと人口14億の中国、13億5千万のインドの皆様に宿を押さえられてしまうからです。
現地では夜遅くまで三脚を立てて長時間露光による夜景撮影もマストでやってます。治安が悪い場所でも髭面の謎の東洋人には手を出さないみたいで今の所無事です。


おやじのYouTube

画像処理待ちの写真だけで外付けのHDDに20TB分も眠っている事から、動画制作に時間を割けませんが、徐々に増やしていおこうと思っています。旅行に出る度に4K動画も録ってあり、その量も10TB分はありそうです。




愛機紹介

これらの趣味を全うする為に日夜小生と歩み続ける機材達をご紹介しております。日進月歩で進化して行く機材達に追い付くのに苦労しております。

NZの天気リンク

海外の天気サイトって何故正反対の予報ばかりなのでしょうね。まあNZのも大して当たりませんが、まだマシです。NZ人は天気を気にせず、傘も持っていません。当然自前のロケットも気象衛星も持っていません。

お国柄 NZ人って

人生の半分以上をNZで過ごしている小生が感じた 「NZ人のとんでもない非常識」をご紹介します。
まあ最近では日本国内でも前の車を煽ったり、お客様は神様だと思ってる人が増えてきましたけど(笑)。


オーロラの出る条件

NHK BSプレミアムの体感!グレートネイチャーという番組でNZの赤いオーロラが特集され小生も協力・出演させて頂きましたが、赤いオーロラの出現チャンスはいつやって来るのか。参考にして下さい。







思い出の一枚 マクノート彗星 C/2006 P1


午前2時まで雨が降っていたので、この大彗星を撮りに出かけるか悩んだ夜でした。

実は前日の出撃前、赤道儀望遠鏡を含む全ての撮影機材を積み込み、後はエンジンをかけるだけの段階で大きなミスをしでかしました。機材と共に車のキーも荷物室に置いてリアハッチを閉めてしまったんです。

その一カ月ほど前に予備のキーを失くしたばかりで、唯一のキーを中閉じしてしまったんです。時間は日付が変わったばかりの午前0時過ぎ。針金ハンガーや段ボール箱を縛るプラスティックの平らな紐なんかを使えば開けられない事は無いのですが、如何せん深夜。

ドアをこじ開ける作業を真夜中にしていたら近所迷惑やし、挙句の果てには泥棒と勘違いされる。

仕方なくその夜の撮影を諦めたのでした。天気は快晴でした。

そしてこの写真を撮った2007年1月30に日付が変わっても外は雨。しかも天文薄明の始まりは午前4時32分。
赤道儀架台を組み立て、極軸も合わせなければなりませんし、天気も不安定だし、撮影時間も短いという事で出動を見合わせるところです。

しかし、前夜にキーの中閉じをやっており、毎日の撮影が途切れまくるのもいやだったので、撮影時間は短いですがとにかく出動してみたんです。

そして午前3時15分頃に赤道儀望遠鏡の設置+極軸合わせを終えました。薄明開始まで75分しかありません。しかも南の空には未だ雲が残っている状態でした。

しかし、テスト撮影をすると状況は一変。既に彗星の出現域にオーロラが出始めていたのでした。

この写真は「未発表」のもので、今から15年も前にRAWで撮っておいた物を、現代のRAW現像ソフトで仕上げてみたものです。ピンク色以外の4色オーロラに包まれる大彗星の姿が浮かび上がって来ました。街明かりに照らされる雲が邪魔ですけどね。2つのマゼラン雲も写ってますね。

空振りでも良い、とにかく撮影あるのみを証明する出来事となりました。撮影機材のうんちくを語る前に、とにかくその瞬間にその場所に陣取っておくべきだと学びました。価格
COMに書き込む時間があれば、外に出てシャッターを切れという事です(笑)。

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