今日の一言3(過去ログ)



やはり1TB=1000GB (2008年11月24日)

とうとう新しいPCにスィッチする日が来ました。ハードディスクドライブ(HDD)ももう3歳。突然の故障に備えながら、バックアップを欠かさない日が続いていたが、取り扱う画像や映像を処理、管理出来るスペースが無くなってしまった。

それにより、撮影も控えめになり、ビデオを持ち出すことも少なくなった。子供達の成長記録も天体撮影もこのHDDに拠る所が多く、一気に120GBから1000GB、いわゆる1TB(テラバイト)にまで上げた。

パーティションも4つに切り、これで何とか作業がはかどる模様である。

でも昔に買って残しておいたグラフィックカードが規格外で使えなかった。早めに売るべきだろうか。




南半球の渦は『時計周り』ですよ

まずはYou Tubeのこの画像をご覧下さい。

http://jp.youtube.com/watch?v=ihxAj0Oe9XA

http://jp.youtube.com/watch?v=-0xxCfObEYw

ホテルの洗面所シンクに水を貯め、どちら方向に渦が出来るかを実験しておられるものですが、偶然にどちらも反時計回りになっています。

それを『南半球の渦は反時計回り』になると断言しておられる所に問題があります。

残念ながら、南半球ではコリオリの力がかかる場合は「時計回り」になります。台風の渦は日本では反時計周りでしょ?ここ南半球では時計回りですよ。

ちなみにこの実験装置では規模が小さすぎて、コリオリの力が加わりません。ゆえに残念ながら間違いですので、皆様勘違いされないようにして下さい(笑)。



マヌカハチミツの威力

私は大学時代に無茶をしすぎて十二指腸潰瘍で2回も入院しました。その後は食事をしなくても背中と胃の右手が痛く、時には指す様な痛みを四六時中感じていました。内科部長が処方してくれた薬も効かず・・・。

大学を卒業してニュージーランドにやってきて出会ったのがこれ。マヌカハチミツ。



それまでの痛みが瞬時に消え、大変驚きました。風邪を引いたらマヌカハチミツ、切り傷にもマヌカハチミツ、火傷にもマヌカハチミツ・・・と言われるくらい効果があります。

胃潰瘍には、夕食30分前にティスプーン2杯を直接舐めて下さい。決して紅茶に溶くとか、トーストパンのような熱いものは避けて下さい。2〜3ヶ月続ければ、ピロリ菌は殲滅されるそうです。



あと3年 (2009年1月3日)

皆様、新年明けましておめでとうございます。2009年もご愛顧の程、宜しくお願い致します。

新年を迎えて思う事は、2012年初頭の太陽活動絶頂期まで3年になったという事でしょうか?相変わらず、衛星を管理されている皆様には申し訳ないのですが、太陽黒点で発生するフレア爆発がもたらす全天オーロラが、いつやって来るのか待ち遠しいわけであります。

ただ気になるのは、先日発表があったばかりですが、予想よりも太陽風のエネルギー蓄積が、我々の磁気圏内部に蓄積されており、次回のフレア爆発直撃で、予想もつかない影響が出る可能性があるといいます。

低緯度でもオーロラが見られる可能性が高くなるわけですが、ほどほどにして頂きたいですね。なんせ太陽風は我々人類には危険なものの一つですから。

では今年も星の写真を撮りまくるぞ。



若者の悪化 (2009年1月18日)

先程スターウォッチングツアーを終了しての帰り、50キロ制限の道を『珍しく』50キロで運転している白いバンが私の前を走っていました。私も2種免許を持っている身としては、制限速度は、守ります。

さて、その先で制限速度が70キロに変わるのですが、そのバンは一向にスピードを上げませんので、私が追い越しにかかりました。

するとどうでしょう。「ちっぽけなプライド」に触ったのでしょうか、追い越しを完了するや否や、速度を上げて、ピタッと付いてくるのです。しかも時速70キロで走っているのに、車間は50センチほどです。

オマケに同乗者が少なくとも2名が窓から上半身を出し、中指を立ててわめき散らしている様子。こちら「♪愛を送りたいから〜♪」と気持ちよく歌っているのに、後ろで騒いでいる様子。

サイドブレーキを引いて、やってしまおうかと思いましたが、仕事で使っている車に傷がいくのは本意ではないので、暫く様子を見ていました。

すると、ある地点で追い越して、そのまま、私の前を制限速度で走っているのです。追い越さなければナンバープレートも読めないのでそのままにしてやろうと思ったのですが、目の前にナンバープレートが見えたので、明日警察に届けようと思います。
実は今朝方カミサンもある一台の対向車に突っ込まれそうになり、事実後部バンパーに傷が入ったのですが、カミサンが避けたから良かったのですが、もしそのままだったら、後部に突っ込んでいたそうです。

これも明日警察に届けますが、都会からの若者に違いありません。これまで我慢して来ましたが、そろそろ限界。警察の協力が必要です。

皆様もお気をつけ下さい。



若者の悪化2 (2009年1月25日)

前回に引き続き、街中を我が物顔で運転している若者に関して、気になる所をレポートします。

結局我々の車に向かって突っ込んで、最終的には後部バンパーに接触し、大きな傷を残していった若者(韓国人)と示談に挑みましたが、先方は知ったかぶりのキウイ(NZ人)の若者に何かを言いくるめられたようで、自分の非を認めませんでした。

左カーブの途中にある右折専用レーンを曲がりきれずに対向車にはみ出し、結果として我々の車に接触していた事実を認めなかったので、示談は破談。もし謝ったら、傷ぐらい私がコンパウンドで消してやろうと思いましたが、全く非を認めなかったので警察に直行となりました。

故に傷は修理屋の手にかかることになり、その費用と手数料が保険に入っていなかった彼に請求される事になり、膨大なお金を支払う義務が発生してしまいました。

ここNZでは特に自分の非を認めない風習がありますが、今回のように謝っていさえすれば、お金を全く出さずに済んだのです。

私は何度も彼にチャンスを与えましたが、キウイの若い男性に事前に言いくるめられている姿を見ましたが、その支持通りに動いたようです。アホやね。

こちらは自分の手を煩わせることなく済んだので、両得であります。

多分修理費は傷だけですが、保険使用料を含めて1000ドルを軽く超えると思います。若者よ、もう少しマシな友人を持て。そして化石車での暴走は止めよ。



森林火災、まさかここまで (2009年2月8日)

ただ今、2009年2月8日の午後11時18分です。
日中から周辺が霞み、太陽がオレンジ色になって、肉眼で見ても全く眩しくないのです。そして先程、東の空から昇ってきた月もオレンジ色です。まるで日本の景色のようです。ここクィーンズタウンでは、月は真っ白なまま昇ってきますから。

そして、昨日より延期になっていたスターウォッチングツアーにご参加予定のお客様にも電話をし、スターウォッチングツアーのキャンセルをお知らせしました。煙で星が見えないのです。
メルボルン近辺で発生している森林火災の煙が風に流され、遠くクィーンズタウンまで海を渡って2128キロも流れて着たことになります。



この様な色の月があってたまりますか!ってんだぁ。

40ヶ所で出火があるようですが、うち数件は放火の疑いがあるそうじゃないですか?
おい放火犯!お前さんのお陰で、本日はスターウォッチングツアーがキャンセルやないか。責任取ってくれるんか?

しかし、オーストラリアもニュージーランドも、しょうもない、子供染みた事をする馬鹿野郎が多すぎるぞ。

お前ら、ちーと、甘やかされ過ぎて育ったんとちゃうか?ええ加減にしとけよ。あほんだらぁ。

と言いたくなる今晩であった。ツアーのお客様が10名もいたので、少し腹が立っているわけであります。



歓迎、燃油サ−チャージの値下げ (2009年3月1日)

一昨日の発表で、2009年4〜6月分の燃油サーチャージが、現行の44000円が、7000円(どちらも往復)に下がるという。

確かに、ここ数ヶ月はガソリン価格も低下していたので、その分の原油価格も下がっていたのでしょう。

昨年2008年は4月から大幅な値上げが敢行され、一気にお客様が減った記憶がありますが、今年はその逆である事を希望します。去年は暇だったので、毎日色付いたポプラの木を撮影しに出動していました。

今年は、このままスキーシーズンにも突入して欲しいものです。



時刻表が愛読書 (2009年3月18日)

私は本を一切読みませんが、愛読書というものがあります。それはJTBの時刻表です。しかもトイレがその読書タイムです。

今年も日本に行く計画がありますが、円もポンドもユーロも高いので、ホリディはほぼお預けであります。その時に使うJapan Rail Passで日本を一周するのですが、その行程はこのトイレタイムで決められます。なんとも長閑な話であります。

3年程前から、このチケットで乗車可能だった夜行列車がことごとく廃止となり、宿代わりにしていた小生としては、行程を組むのに制限が加えられるので、かなり困っています。

乗車可能な夜行は北から
急行はまなす(カーペット座席)
寝台特急あけぼの(ゴロンとシート)
急行能登
寝台特急サンライズ瀬戸・出雲
快速ながら
特急ドリームにちりん
その他、臨時列車(運行期間が合えば)

とその数は10本に満たないのです。昔はこの2倍は乗車出来たのですがね。

いずれにしても、あの強行軍はトイレで生まれたのでした。



一人暮らし、再び (2009年3月30日)

今年は次男坊が7歳になる年なので、日本の小学校1年生になるのを記念して、再度日本の小学校への編入が実施されます。

ということで、ゴールドコースト経由で家族はパパ一人を残して、日本へ行ってしまいました。しかも5ヶ月間も。

住民票もその期間は大阪に移し、いろいろな医療費に備えるそうです。

それにしても、5ヶ月は長いよな。美味いものを毎日食べられて、いいなぁ!



燃油サーチャージが下がっても (2009年4月14日)

あれっ、おかしいなぁ。
ニュージーランドへの燃油サーチャージが大幅に下がったのに、お客様の数が増えてこない。、

そこで勝手にこう思っていた。

●ニュージーランドには、本当に来たい方だけがお越しになられる。サーチャージに左右されない。

しかし、違ったようだ。

どうも、燃油サーチャージが下がったのに、航空機運賃を値上げしまったらしく、さほど買い得感がない。

おいおい、ニュージーランド。やる気があるのか?このままでは、滑りに来る人も前年並?



南十字が頭の真上に来る頃となりました (2009年4月25日)

一年で一番首が疲れる季節がやってきました。
そう、南十字星が頭の真上にくるのです。しかも、大変明るい天の川のど真ん中で輝いています。

そんな状態ですので、スターウォッチングツアーのお客様は皆、その辺りに寝そべって大変楽な姿勢で星をご覧頂いています。でないと首がツアーの最後まで持たないのです。

自分は、星を見続けて30年以上のベテランですので、頭の真上であろうが慣れているのでへっちゃらです。

6月に入ると、ツアーの開始時間が1時間も早くなるので、依然この状態は続きます。7等星が見えるのではないかと思えるほどの夜空を、皆様お誘い合わせの上、クィーンズタウンでお会いしましょう。



どれほど凄い星空が見えるのかご存じない (2009年5月7日)

そりゃそうです、日本でこれだけの星空が見えるところは何処にもありませんから、無理もないです。なので、ツアーにお連れして、車を降りられた途端に発せられる感嘆の声がかなり大きいです。

わー!
なんじゃこりゃ!
キャー!
えー!

こんな感じです。

百聞は一見にしかず


左に南十字星、右の赤いのがエータカリーナ星雲



99%の方が勘違いしている (2009年5月19日)

この数字は私がはじき出したものですが、日本の99%の方が「オーロラは寒くないと見られない」と思い込んでおられます。
それでは何故ニュージーランドでは、オーロラが真夏に、しかも気温が20度もある時に見られるのでしょうか?

答えは簡単です。オーロラは出ていても見えない時期があるのです。それは北半球の5月〜8月に発生する白夜が原因です。太陽が地平線に沈まない現象を白夜といいますが、一日中明るいのでオーロラが出現していても見えないだけなのです。

オーロラが出現する有名どころでは、皆白夜帯に入っているので、こんな勘違いを引き起こすのです。
ということで、オーロラは観測は冬がメインですので、マイナス20〜30度となりますが、太陽の活動期頂点まであと3年。皆様オーロラを見ましょうね。
クィーンズタウンもオーロラベルトの幅が太くなれば=太陽からの風が強くなれば、オーロラが出ます。南半球のオーロラになさいますか?



ラニーニャだったそうで (2009年5月29日)

南米ペルー沖の海水温度が下がるラニーニャ現象が発生していたらしく、先日日本の気象庁から発表があったようだが、ここニュージーランド南島では何の影響もなかったようだ。

ラニーニャになると、この周辺は少雨になると言われているが、そうでもなかったと思う。今年は雨も平年並みだったと思います。何せ芝刈りをする私が言っているのだから間違いない。

雨が多いと芝刈りは頻繁になる。しかし、今年はいつもと変わらなかった。

いずれにしてもラニーニャは歓迎するのだが、この冬は平年並ということかな。積雪量もまあまあだし、これから滑る人たちには待ちに待ったゲレンデが今広がる。
自分も滑りたいのだが、ゴルフも出来ない状態なので、今年もアカンやろうなぁ。



本日スキー場オープン (2009年6月6日)

真夏でも滑りたい方、お待たせ致しました。クィーンズタウンから最も近い所にあるコロネットピークスキー場が、本日2009年6月6日より本年度の営業を開始します。

もう2週間も前からゲレンデは滑走可能だったようで、今年は好スタートを切った模様です。写真で見る限りは、まるで片栗粉の様な積雪がゲレンデを覆っている様でした。

今年も滑りに来られないのですか?

もったいない。

シーズンは10月まで続きますので、気が変わったらお越し下さい。



気温35度からマイナスの世界へ (2009年6月30日)

今年の休暇も終え、一年で一番寒い時期にクィーンズタウンに戻りました。留守を看ていてくれたフラットメイトによると、この3週間で2回ほど屋根にも積雪したそうですが、それ以外は気温も低めで、天候は悪くなかったとの事。

北海道も含めて梅雨空ばかりだった日本とは違って、エルニ−ニョが始まりつつあるのか、ここは少雨だったそう。

暑いと汗が吹き出て大変だけど、寒いと防寒と乾燥から身を守るのが大変で、どちらもどっち。

でも日本にいると鼻クソは黒いし、鼻毛の成長も圧倒的に早かった。夜空を見上げても1等星が数個しか見えず、空気の汚染に落胆した。

こちらは周辺のゲレンデも4つとも営業を開始し、多くのオージーがやって来ているようだった。シドニー経由で帰ってきたが、後部座席の女性に背もたれに何度もアタックをかけられた。どうやらゲレンデで滑ることが出来るので、超ハイテンションだったようだ。

可愛かったので、許してあげた。

しかし、今年のJR乗り放題ツアーでは、飛び切りの美人アテンダントと出会わなかった。おかしいなぁ、いつもは目玉が飛び出るくらいの美人アテンダントに世話をしてもらうのになぁ。



ガメラの人形

大人気ないかもしれないが、私は約40年ぶりに雪辱を果たし、至福の時間を過ごしております。

それは、今回の帰省中に子供たちと一緒に行ったおもちゃ屋さん、トイザラスで見つけ買ってきたものです。

これは大映の怪獣映画の主役であるガメラです。
自分が子供の時、両親に買ってもらったガメラの人形がありました。しかし、その人形を僅か数日後に失くしてしまったのです。
今でも覚えています。仲間と遊んでいて失ったので、どこかで奪われてしまったようです。人を疑う事を覚えてしまい、また我慢することも覚えました。

その時の人形が戻ってきた気がして、思わず買ってしまいました。子供たちには、仮面ライダーの人形を買ってやりましたが、後数年でその存在を忘れてしまうのでしょうね。

ガメラの続編を期待します。



もう来年の予定を考え始めてしまった (2009年7月20日)

先月は日本に帰省していたので、インターネットをする時間もなく過ごしていたが、帰国後はYou Tubeを筆頭に、色々と見聞を広めています。
その中でも見ていて楽しいのが、皆さんの旅のレポートです。中でも見入ってしまうのは、鉄道で旅をしている方のもの。自分の知らない訪問地を沢山見せてくれるし、羨ましくて仕方がありません。
参考になることばかりで、こりゃ大変。来年は1週間ではなくて2週間のチケットが必要になるのではないかと思っています。勿論、海外永住者でも購入出来る乗り放題チケット Japan Rial Pass のことです。

この温泉嫌いの自分が、今年はその温泉に助けられたことがあり、そろそろ年をとったのか、温泉も悪くないなと思い始めています。
将来は夫婦で、この温泉めぐりをしてみたいと思っています。
その頃には、北海道新幹線も函館まで開通して便利になるに違いないのですが、平行在来線が第3セクターになると、その間は運賃を別に取られるので、秘湯は後回しになるかも。
来年は神威岬(カムイ岬)に行こうと思っています。あとは勿論SL撮影。



お部屋空いてますよ、同居人募集 (209年8月13日)

久しぶりに、空き部屋の住人を募集してみたいと思います。
これまで途切れることなく誰かが住んでくれていた我家のオンスィート部屋ですが、元住人がご家族の事情もあり、帰国が早まりました。

現在、空き部屋です。

もしご興味があれば、一番下のポストをクリックしてお問い合わせ下さい。
こんな部屋です。

専用のシャワーとトイレが付いています。





待ってました、26年間も (2009年8月23日)

「全艦戦闘配備、目標敵巨大要塞、距離5万」
「コスモパルサー隊、発進」
「トランジッション波動砲用意」

といった声が聞こえてきそうな気がします。

今年2009年12月12日から26年ぶりに新作が放映される宇宙戦艦ヤマト。第一作目の放送が始まったのは、アルプスの少女ハイジと同時でしたので、なんと9歳の時。

自分は勿論ハイジを見ており、ヤマトの存在を知ったのは翌年放映された映画でした。最終作は大学浪人が決まった3月でした。大阪梅田にある東映の映画館に徹夜で並びました。前から17番目でした。カセットコンロで湯を沸かして、カップラーメンを食べた覚えがあります。その時ご一緒したアサノ君、元気?

あれから17年。主人公、古代進も38歳?凛々しくなりました。

ところで、古代雪は第一次移民船団で出航して、その後行方不明だと聞きました。デスラーの王宮にいたりして。←勘で話すな!



父と娘

古代進


そして、古代美雪

2009年12月12日が待ち遠しいですね。私は日本から9000キロも離れているので、すぐに見られないのが悲しい。

ちなみに私の年齢は45歳です(笑)。



88年当時のポジが見つかった (2009年9月28日)

今年6月に日本の実家で、ずっと探していたポジフィルムが沢山見つかりました。
写っているのは皆F-1なのですが、その中には1987年に初めて鈴鹿サーキットに行った時の物も含まれており、急遽取り外してしまったフィルムスキャナーを復活させて、じっくりとスキャニング作業を始めようかと思っております。

1988年のオーストラリアGPはアデレイドで行われ、中嶋悟さんのレーシングスーツのレプリカを着て、サーキットを歩いておりました。

その時ピット前で写真を撮っていたら、中嶋さんの専任メカニックのティム・デンシャムさんが手を振って、私をピット内に招き入れてくれたのですが、その時の写真も出てきました。

徐々にスキャンして、皆様にご覧に入れたいと思っております。こんな写真ですよ。



筋の通らないこと (2009年10月11日)

自分は筋の通らないことが大嫌いです。

ここ数日間で、そんな筋の通らないことが2件もありました。
最初は、天体写真の盗作です。しかも、自分が撮影したマクノート大彗星が掲載されている天文雑誌の裏のページにそれがあるというのです。

それは日頃からお世話になっている天体雑誌「星ナビ」の2007年3月号の20ぺージにあるという。ちなみに、その前の18〜19ページに掲載されている写真4枚は全て私が撮った写真です。
その20ページに掲載されている2枚の写真が盗作の可能性があるという。最近その写真を撮った男性が盗作をしていたことが判明したそうな。

また24年前の8月12日に発生した、日航ジャンボ機墜落事故で、詳しい証言をされている方が現れ、その方の証言が公に発表されている内容と全く違うのです。墜落現場に翌日の午前4時に辿り着いた方なんだそうです。自衛隊員と思われる方が100名ほど既に作業をしていたそうです。遭難者の救出もせずに、何かを拾い集めていたそうです。その間に数十名はいたと思われる生存者のうめき声も聞こえなくなってしまったそうです。

http://blog.goo.ne.jp/adoi

こんな筋の通らないことを2件も知ってしまい、自分は信用出来る人を失いかけています。



静観していれば良いのだ (2009年10月24日)

2009年12月12日放映開始の宇宙戦艦ヤマト復活篇の前評判で、多くの方が自分勝手な意見を言いたい放題。

そして予告編の2回目が昨日から始まり、主題歌も決まった

それ以来、形が出来上がりつつあるヤマトの映像を見て、皆さんの言葉が大きく変わっていることに気が付きました。

とりあえず、一度見てみよう。それまでの不安や文句は綺麗に消えうせているだろうに。

主題歌を歌うアルフィーの曲と、敵要塞の放ったと思われる大砲で地球艦隊が全滅する時、流石のヤマトも機首を上に上げながらひっくり返って行く姿のマッチ具合が、なんとも斬新であった。



天体写真の盗用 (2009年11月2日)

他人の天体写真をソフトなどを使って歪曲し、それが自分の作品の様に公の場に出してしまい干されている男性がいる。

しかも、天体雑誌などの表紙に選ばれているので、少なからずお金を受け取っているはずである。
盗作数は推定100枚にもなるらしく、世間の皆様には「天体写真なんて、元々盗作なんじゃないの」と思わせてしまった。

しかし、反省の色はないようで、事の重大さを知ろうともしていないそうな。

私の周りにも、似た人がいます。相手に損害を与えた挙句に、その相手の言動や文章さえも批判し、自分の過失が全く理解出来ないのです。その族は既に50代ですので、もう誰にも相手にされていないのですが、盗作をしてしまった彼はまだ20代後半だそうです。

まだ間に合います。あなたの事を心配してくれている人の声に耳を貸し、そして素直に生きていって下さい。

夜空に輝く星のように自然体であれば、今回の事が間違っていると気付く時がやってくるでしょう。



そろそろ来年の長期休暇の計画を (2009年11月15日)

大変気が早い話ですが、数週間にも及ぶ毎年の休暇旅行の計画をそろそろ始めています。この休暇をとる事は大変重要であります。大学を卒業して以来、この毎年の長期休暇が取れるのでニュージーランドに住んでいます。

日本の皆様には申し訳ありませんが、最低でも4週間の連続休暇なんて当たり前の欧米。ニュージーランドも別ではありませんでした。この長期休暇の為に働いているとも言えます。

来年も北は利尻島から九州までの旅行を考えており、時間があればヨーロッパにF-1の撮影に行きたいと思っています。

こんなライフスタイルを一度経験してしまうと、大変申し訳ありませんが、日本へは戻れません。おまけに昼も夜も絶景を見られて水は無料、チップの習慣もない。

ましてやオーロラも見られる場所は、私には天国以外の何ものでもありません。

皆さんも如何ですか?



浦島太郎 (2009年11月30日)

私は45歳になった今でも未だに現役旅行ガイドですが、その中に大ボケギャグで、『 現在の日本の総理大臣は社会党の村山さん・・・ 』 というベタベタなものがあります。

NZに第一歩を記したのが昭和63年。それから時間は止まっており、完全に浦島太郎状態。

まあインターネットで日本の情報は得られますが、余りにも多いのでやはり付いていけていません。

そんな中、本当に浦島太郎になってしまったのが、コブクロという男性デゥオ歌手がいますよね。先日初めて彼等の「蕾(つぼみ)」という曲を聞きました。
早速耳でコピーして、現在ギターで引きながら、ハモリの上と下を両方練習していますが、私はこの曲が彼等の最新曲だと思っていました。

しかし、You Tubeでこの曲をダウンロードしていたら、この曲が2007年のレコード大賞受賞曲だと分かりました。

今から2年も前にリリースされた曲を最新曲だと思っていたわけです。

本当に付いていけません(笑)



映画2012を拝見して (2009年12月11日)

古代マヤ文明の言い伝えだそうですが、天文ファンの小生としては映画の内容は余りにも現実離れしており、見終わって首を捻りました。

これなら、映画「アルマゲドン」や「ディープインパクト」の方が現実味があって面白かったです。アルマゲドンに関しては、漫画チックな所がご愛嬌で含まれていますが、小惑星が突然出現する様などはかなり現実的だと思います。

故に、余り楽しめませんでした。3年後に地球がこんな映画のようになるとも思えませんし、もし私がこのタイトルで映画を作るなら、もっと現実離れした内容にして、観客を楽しませる方を選んだでしょうね。

例えば、宇宙戦艦ヤマトのように。
ヤマトの新作、明日から放映ですね。小生も早く見たい。

トランジッション波動砲、発射!



全て自己責任のニュージーランド (2009年12月23日)

最近の日本が「アメリカ」っぽくなって来たことに、かなり違和感を覚えています。

●モンスターペアレンツ
●すぐに他人のせいにする
●対等になれない
●お客様は神様・・・と本気で思っている

など、イギリス連邦の小国ニュージーランドとは真反対の感覚。

この国では全てが自己責任

●道路上、駐車場など、車が走る所では横断歩道を除いて全て車が優先
●ホテルでのモーニングコールはあくまでも無料のサービスなので、鳴らない事があっても文句は言えない
●人と人は対等であり、横柄な態度は厳禁

など、アメリカナイズされた日本の皆様とは違う環境です。

何かと言えば直ぐに他人のせいにして、挙句の果てにはキレてしまう日本の皆様が増えてきています。

私はそんな日本で子供を育てられませんし、帰国をしようとも思いません。今一度、周辺の皆様との調和を考えてみて下さい。子供じゃないのですから。



スーザンの歌声 (2010年1月6日)

彼女が紅白歌合戦に出演した時に歌った、夢破れて・・・を聞きました。随分とピアノ演奏のリズムが遅く、こんな真夜中に、しかも東に12時間も飛んできて時差ボケも大変重いものだったと思うのです。

それにもめげず、彼女は歌ってくれました。フルコーラスではありませんでしたが、彼女の歌声は皆様の心に響き渡ったのではないかと思います。

48歳の女性歌手なら幾らでもいますが、彼女はまだデビューして8ヶ月目の新人。ポール・ポッツの時もそうでしたが、基礎が出来ているので、真夜中の歌唱もこなしましたね。

ラ・ミゼラブルで歌われている I dreamed a dream をYou Tubeで拝見しましたが、スーザンの歌声と比べるとオペラ調で、何処となく白々し感じ。

本当に夢破れた方が歌うのには勝てません。

貴女の今後に幸あれ。
CD買おうかな。



多くのNZ人の無責任さ (2010年1月20日)

正直言って、この国の多くの人がいい加減です。まあそれはお国柄で済ませてしまっている一面がありますが、それでは彼らの為にならないと思い、色々とアドバイスを差し上げている次第であります。

彼らには日本の皆様の様な責任感は微塵もなく、適当という言葉がピッタリと合うと思います。

現在もネットショッピングで購入したものが、ウエブ上で掲載されていた物品と全く違うものを配送してきた某社とやり合っています。

完全に違うものを送ってきたのに、彼らは「これまでも同じ方法で商品を売ってきた」というのです。本当に適当です。
そこでこれは完璧に違法なので、送料を含めて返金を求めたら、送料は返金しないう。オマケに、こちらが返金をもらってもいないのにも関わらず、物品を受け取りに運送業者を来て寄越した。

このままお金が戻ってこない可能性も鑑みて、返金が確認出来るまでは返品をしないと言って業者には帰ってもらった。

もう滅茶苦茶である。

この国に来て22年目に入っているが、「こんなの」ばかりである。覚悟しておいて下さいまし(笑)。



最高気温30度の夏 (2010年2月4日)

A:いやぁ、暑つ〜おまんなぁ。余りにも暑すぎて、外で3人ほど融けてましたでぇ。

B:融けへん、融けへん。

2010年のスタートはエルニーニョの影響で雲が多い日が続いていましたが、1月23日以降は、いつもの真夏の天気が戻ってきました。
余りにも天候が良い日が続いており、かれこれ2週間になります。

昨日2月3日は最高気温も30度になり、本日も29度でした。冷たい水の湖でも泳いでいる人の姿が沢山見られました。ちなみに水温は夏で11度しかないと言われていますが、こちらの方は平気です。平熱も我々日本人よりも1度は高いそうですし。

この暑さが続けば、来年のワインがさぞかし美味しくなると思います。そういわゆる「当たり年」になるでしょうか。

それより、こんなに暑いと星の撮影で使うデジタルカメラにノイズが出そうでイヤやなぁ。



2夜連続の出動 (2010年2月17日)

最近はスターウォッチングツアーへの出動が多くなり、個人での天体撮影時間が十分に取れませんでしたが、ここ2日間は幸運にも最高の天気の中でシャッターを思う存分押すことが出来ました。



ほぼ頭の真上に位置する「ほ座」と「とも座」の付近を50ミリレンズで撮ってみました。こんなに赤い色星雲があるとは驚きました。

皆さんも、星を見に来られて下さい。鳥肌が出まっせ。




何故、人を騙すのか (2010年3月5日)

先日も哀しい出来事がありました。アメリカの出版社から、私の撮ったマクノート彗星と天の川がランデブーしている写真、そうNASAの「今日の一枚」という写真の選ばれたものを、教科書の表紙に使いたいと申し出があったのが昨年2009年の10月初旬。

契約書も交わして、大変お安く写真をお譲りしたのですが、いつまで経っても入金がありません。同じ写真を有料で使っておられる企業だってあるのですから、この出版社だけ無料というわけには行きません。

しかし催促しても、こんな答えだけが返ってきます。

「出版が遅れておりますので、入金は出来ません。」

その遅れは尋常ではなく、半年に及びました。余りにも怪しいので、その出版社のサイトに行って、彼らの出版物を調べた所、何と私の写真が使わている教科書が売りに出ているではありませんか。

最近では、「貴方の写真は、もう使わないので、私たちのハードディスクから消去したわ」というメールも来ていました。

どうしてこの様な見え過ぎたうそを付くのでしょうね。

フランス国鉄といい、このアメリカの出版社といい、どうして詐欺まがいの企業体制が蔓延っているのか、もう誰も信用出来ませんね。寂しいですね。



世界遺産を撮る (2010年3月22日)

流石は世界遺産。何処にレンズを向けても、素晴らしい写真が撮れる。
この近辺でもテワヒポウナム(宝がある場所・・という意味)の世界遺産があります。それはミルフォードサウンドを含む国立公園の別名を指し、とんでもない景色に飲み込まれそうになります。

そんな世界遺産は沢山あり、自分も少しずつではありますがレンズに納めたいと思っています。

そんな矢先、ニュージーランド南島の星空を世界遺産に立候補する話が盛り上がっており、現在申請に必要な書類を片っ端から集めているのだそうです。

そんな世界遺産になるかもしれない星空をもう何年も撮り続けていますが、この星空が世界遺産に選ばれれば、今以上に注目が集まり、多くのカメラマンが撮影にやって来るでしょう。

皆様も近場ばかり立ち寄られないで、ニュージーランド南島へどうぞお越し下さい。




出たぁオーロラ! (2010年4月8日)

太陽がくしゃみをして、そのしぶきが約2日間、そう48時間で地球まで飛んで来ました。
太陽の大きさは地球の約110倍。この表面にある太陽黒点から、強力な磁気が宇宙空間にばら撒かれており、その途中に地球があったわけです。

昨晩の星空ツアーは私に担当の矢が飛んできて、観測地に着いた時から光の柱が
ダンスダンス

お客様も突然のオーロラ出現に過熱気味。いつものメニューを変更して、皆様のデジカメで撮影を開始しますが、やはり長時間露光のご経験は無い様子。

パナソニックをお持ちの方は星空モードを使いますが、ISOが100に固定されてしまうので、流石に60秒間の露出でも、薄っすらと写る程度でしたが、ソフトで強調すれば何とかなると思います。

さて、今晩も小生の担当。2日間連続の出現はどうなりますやら。
それよりも、今晩の気圧配置はええよ。オーロラ無くとも、天頂にアーチを描く天の川で大満足でっせ。



脱色オーロラの話 (2010年4月25日)

先日2010年4月6日の夜、スターウォッチングツアーの最中に立派なオーロラが出現しましたが、ツアーを無視して撮影することは出来ませんでした。お客様は直ちに天体用一眼デジカメを自宅まで取りに帰って、我々に立派な写真を見せて下さいというリクエストまで入りましたが、そんな時間はありませんでした。

案の定、ツアー後半にはオーロラの光柱ダンスも見えなくなっていました。

そこで、世界中で撮影されたオーロラの写真をNASAのサイトで拝見していたら、折角の写真がデジカメの弱点のために、色が抜けてしまっている写真のオンパレードになっていました。

前々から申し上げている通り、デジカメの中には赤外線域の色をカットしてしまうフィルターが入っており、赤いオーロラや赤い星雲の赤色を紫色に脱色させてしまいます。

こちらや、こちらの写真をご覧下さい。

大変良い写真なのですが、緑色の上に出現する赤色が、残念ながら紫色に脱色されています。またNASAのドクター達もこの事実を知らないのか、紫色のオーロラが綺麗に写っていると絶賛しています。

確かに、赤色の上に紫色のオーロラが出現しますが、これらの写真は明らかに脱色写真です。

もし皆様の中に、白夜終了後の9月、それ以降のオーロラツアーに参加される方いれば、デジタルでは緑色オーロラにしか太刀打ち出来ませんので、是非無理にでもフィルムカメラをお持ち下さい。フィルムを巻き上げる時は、フィルムが寒さで弱くなっていますので、細心の注意を払って、ゆっくりと巻いて下さい。



私もAFボーグの仲間に入れて下さい (2010年5月8日)

野鳥を撮る皆様には有名なAFボーグ。AFというのはオートフォーカスの頭文字で、ボーグというのはBORGという望遠鏡メーカーの名前です。

望遠鏡にオートフォーカス・・・はあっても良いけど、通常天体にはマニュアルフォーカスでピントを合わせます。

この組み合わせで野鳥の写真を撮る皆様がいます。私が星を撮って、F1を撮るように、野鳥専門の方がたくさんおられます。。

この皆様が、望遠レンズではなく、望遠鏡を使って野鳥を撮るのだそうです。理由は写りが良いからです。ボーグという望遠鏡は本当に写りが良く、そこでこの組み合わせが生まれてきたそうです。

私の先日のラグビーをこの望遠鏡で撮ってきましたが、それはそれは素晴らしい描写でした。

それにオートフォーカスを賄ってくれるアダプターを取り付けて、これからは500ミリレンズの代わりに、この望遠鏡で星以外の対象も撮ってみようと思います。

まずはF1を撮りに行きたいですなぁ。



日本はどうしちゃったんですか? (2010年6月26日)

ここ数年は毎年日本に寄らせてもらっていますが、私は本当に浦島太郎になってしまったのかと思う事が年々増えています。
それは年配の人でも大変非常識な方が多くなってきている事です。現在Japan Rail Pass  通称JRパスを使って日本を周っていますが、3日目にして既に3回も考えさせられる出来事がありました。
寝台列車において朝5時30分から普通に会話をしていたり、とある安宿の午前3時30分に騒いでいたり、優良特急のグリーン車で大きな咳払いをして寝ている人を起こしたり。

こんな事は常識がある人ならしません。若い連中ならまだしも、もう熟年域の人たちの仕業なのでやりきれないのであります

こんな大人に育てられた子供たちが蔓延っているわけですから、若い連中が常識を知らないのは、ごく自然の事なのかも知れません。

例えば「自転車で逆走」。

日本に着いて10日間ほど車を運転しましたが、自転車の逆走に幾度となく出会いました。自転車は右を走ったらアカンのんでっせ。2人の子供を乗せたお母さんが右を走っているのには驚きました。

こんな日本でええのんですか?



温度差30度 (2010年7月15日)

いやぁ、ニュージーランドは冷房が効き過ぎてまんなぁ。27度くらいに設定してくれはったらええのに、マイナスにまで下げてはりますからね。

気温33度の日本から戻ってまいりました。現在クィーンズタウンはスキーシーズン真っ盛りで、山の上は真っ白。しかし、地べたは積雪しないのでゴルフも出来ますよ。

トルコと日本で美味しいものを沢山頂いてきたので、体重は増えてしまいましたが、これから暫く独り暮らしなので、減っていくことでしょう。アイスクリームもビールも寒いので口にはしないでしょうし。

それよりも50日ぶりに見る満天の星空でも撮りに出かけましょーかね。天の川がすぐ近くにありますからね。

温度差が30度強もあるので、風邪を引かないようにしないとね。



さあ滑りに行こうではありませんか (20107月25日)

あと数時間で、今年最初のスキー・ボードのお客様を空港でお迎えします。50日間も仕事を若手に任せて、休暇に出ていたのですが、ろれつの方は既に星ツアーで回復済み。

実は復帰一回目の星ツアーも舌好調でした。
そんな中、今週も沢山のスキー・ボードのお客様が来られます。

ゲレンデは真っ白ですが、少し冷え込んでいるので、硬いバーンがあると思いますので、毎朝の一本目は無理にスピードを出されないように。
なんせNZの雪は不純物が大変少ないので、滑走性は日本よりも良くなりますので、景色も雄大なのでスピード感覚が鈍ります。

実際には20%増しでスピードが出ているものと思って下さい。

今年は一日くらい滑りに行ければ良いのですが、いずれにしても子供達が日本から返ってきてからになるかな。



こちらでは素晴らしいオーロラが見られました (2010年8月8日)

今週の水曜日、2010年8月4日の夜から翌朝に掛けて、この近辺では素晴らしいオーロラが見られました。3日前の8月1日深夜に太陽表面でCクラスのフレア爆発が地球を向いた状態で発生しました。

私の予測よりも早めに地球に衝撃波が到達し、かなり焦りましたが、エネルギー流入の頂点が日中だったために、日没までには活動も終息気味になってしまい、今回のオーロラを諦めかけた時、第二波がやって来るかも知れない・・・とNASAのサイトに書いてあるのを発見。

5日の日付が変わった後の午前3時頃から軽い磁気嵐の状態となりました。ここはその後に雲海に覆われ、また下弦の月が出てきたので撮影はしませんでしたが、南の空に雄大なオーロラの末端を見る事が出来ました。

朝日新聞に、「日本でもオーロラが見られるかもしれない」という報道があったそうですが、もしそうであれば、ここでは全天、見渡す限りのオーロラが出ていた事になります。しかし、今回の出現は小規模のもので、残念ながら日本では北海道でも見られなったでしょう。

もし日本の太平洋沿岸にお住まいの方がオーロラを見るなんて事になれば、大規模な磁気嵐が発生している事になりますので、皆さんの携帯電話やパイロットと管制官の交信など、ことごとく通信が乱れる事になるでしょう。

さあ、話が太陽の活動期頂点辺りの内容になってきました。
これから2013年5月の太陽活動期頂点(NASA発表)に向けて、オーロラをライフワークにしてしまった私は、大変忙しくなります。



線香花火 (2010年8月26日)

と言っても、ここでは11月5日のガイフォークスディ以外は花火をしてはいけない法律がありますので、本物の線香花火ではありません。

今回は星ツアーにご参加のお客様に毎晩お見せしている線香花火の事で、地平線ギリギリに輝いている2番目に明るい恒星カノープスを見ると、虹色よりも華やかな色に輝きます。

私が初めてNZに来た1988年の事。マウントハット・スキー場のベースタウンであるメスベンに住んでいた時の事。同居の皆さんがうたた寝をしていた私を起こしに来て言いました。

キャメル君、UFOがいる!

飛び起きた私の目の中に飛び込んできたのは、線香花火のように輝くUFO、いやカノープスでした。

皆さんは、刻々と色を変える物体が星だとは思わなかったようです。星ツアーでも驚いておられます。

これは地平高度が低くて、空気の層を沢山通ってくるので、瞬いているのですね。

毎日カノープスを見ていますが、本当にNZ南島の星空は綺麗だと思います。



物置が必要 (2010年9月11日)

子供が大きくなってきて、そして私の仕事は自宅が事務所も兼任しているので、家が一気に狭くなって来ました。

天体撮影の機材も増えてきて、真夜中に出し入れすると近所迷惑なので、楽チンに移動が出来る物置の設置を考えていますが、土台をコンクリにするか木にするか、どこに設置するかなど、慌しくもなってきました。
私が子供の頃に、両親は同じ様な悩みを抱き、そして我々を育てのだろうなぁ・・・とか実感しています。

お陰様で「ここの星空を世界遺産に立候補する」という情報が知れ渡ってきたのか、半端じゃない夜空をご覧になられたいお客様も増えてきて、私のの出番も増えてきました。

星空を世界遺産に・・・

この素晴らしい星空を皆様にもご覧に入れたいです。私の撮った写真ではなく、生の星空を。

今日もこれから湖に映る天の川を撮りに行ってきます。まだ寒いですけど。



大人だった日本 (2010年9月29日)

まるで子供のわがままを、大人が軽くあしらっただけ

中国漁船にまつわる事件は、こう片付けて問題ないと思います。今になって、大人に成りきれていない大人の日本人が慌てていますが、これからも子供の面倒をみてやればいいのです。

もし、誰かが子供同士の喧嘩を成立させれば、今まで大人の立場にいた日本全体が、一気に子供に見られますから注意してや。

もし、また不法に領海に入ってきたら、大人の立場であしらってやりなはれ。

沖縄の漁師さんは大変やと思うけど、子供相手に本気になったらあきませんよ。あくまでも大人の対応を忘れたらあきませんよ。

国際社会はちゃんと見てはりますからね。



5日間でオーロラが3晩も出た (2010年10月13日)

太陽はずっと同じペースで燃えているのではありません。11年というペースで活動期の頂点を迎えると言われています。

その太陽が、長い間の眠りから覚めようとしています。ここ5日間で3晩もオーロラが写り込んできました。確かこの様な忙しさを、2003年ごろに体験していたような気がします。

前々回の極大期が1989年、前回が2001年初頭とも言われていますので、次回は2011年とか12年などと言われています。しかし、今回は11年周期が少し伸びて、12年周期となってしまったようで、次回の極大期の頂点は2013年5月頃という発表がNASAからありました。

まあ極大期だけにオーロラが出るわけではありませんので、そろそろ忙しくなってきても不思議ではありません。

まあ、それにしても天気が良いので、ほぼ毎日、天体撮影に出撃しています。新しい望遠鏡もそろそろ慣れる為に、星明りの中で実践に駆り出さないといけませんね。

と言っている間に、オーロラが邪魔になる時期がやってきたわけです。今、慌てて天の川を撮っているのは、邪魔なオーロラがまだ活動を開始していないからです。でも、そろそろオーロラが週に何度も見られる時期が来るのかな。



決してサムライにはなれないNZ男性 (2010年10月25日)

皆様、この奇妙な形をした船の事を覚えておいでか?


日本の捕鯨調査船にレーザー光線は浴びせるは、殺傷能力バリバリのボーガンを放つは、硫酸?の入ったボトルは投げるは、挙句の果てには調査船・昭南丸に体当たりをして、逆に船体を自ら潰すわ。

また船長自ら昭南丸に乱入して逮捕され、先日シャバに出てきたかと思ったら、シーシェパードを追放になっていた腹いせに、次から次へと暴露話を披露してしまうし。

サムライなら自らの命を絶って、男として永遠の封印をする。しかし、こんな男らしい風情はNZ人男性には全く見られない。ベラベラと言い訳ばかりをする。

これは、気持ちが悪いくらいに親に甘やかされて育っているのが原因なのだが、その状態で大人になってしまっているので、収拾がつかない。

例えば、オークションサイトで業者から商品をネットで買ったが、偽者商品を送ってきたので、送料込みで全額返金を求めたら拒否され、挙句の果てにはサイトに「この人間は危険だ」と書き込まれたり、また別の買い物では、配達時に箱がつぶれて、中身がバラバになっていたので、もう少し硬い箱で送るべきなのでは・・・とアドバイスしたら、「それは配送業者の責任で、俺が悪いわけやないやろ?」と、どちらも公のサイトに、客への文句を書いているのです。

こんなオカマ野郎が、大変多いニュージーランドであります。

ニュージーランドの野郎共、いつまでお母ちゃんのおっぱいを吸っているのかな。そんな時間があるなら、ええ加減、サムライの本でも読んでみたら。

特にお隣に住んでいるオカマ野郎は必要やな。言い訳しか出来ないなんて、みっともないぞ。



星になった、西崎プロデューサー (2010年11月10日)

アルプスの少女を見ていた小学生の頃、裏番組では得体の知れない灰色の船が宇宙を飛んでいるというアニメが流れていたそうだ。

日本からは決して見る事は出来ないが、我々の天の川銀河に一番近い伴銀河である大マゼラン星雲に、放射能除去装置を受け取りに行くというアニメだった。

既に天文少年だった私でも、日本から見る事が出来ない天体の事はさすがに知らず、このアニメを見て勉強したものだ。
そんな、子供たちに夢を与えるアニメを作ってくれたプロデューサーが亡くなった。船から落ちて、溺れたというのだ。

近頃は車椅子を使っていた方が、どうしてウエットスーツ姿になっていたのかは不明だが、いずれにしても、私にも大きな夢を与えてくれた事は間違いない。

こうして南半球に住んでいるのも、このアニメ、宇宙戦艦ヤマトの影響を受けているからかもしれない。大マゼラン星雲をお客様と毎日見ているのだから。

西崎プロデューサーの冥福を祈りたい。

この人の事だ。いつか南半球の空に、新星として明るく輝くに違いない。



同じ地球人同士で何をしておるのだ (2010年11月25日)

領土でもめておるのぉ。めっちゃ、みっともない。
それに対して船を当てるだ、砲撃するだ・・・・だと。ええ加減にしときや。

その前に、何かわすれちゃおらんかな。我がの国が、どうなっているのか理解してのことか。それとも、その領土が腐ってきたから、綺麗な所に引っ越したいのかな。

それには暴力かい。あほかちゅうねん。
子供じゃあるまいし。ちょと自分勝手が度を過ぎとらんか。

ええか、ここは天の川銀河の中心jから28000光年の所にある太陽系、その第3惑星地球。奇跡の星と呼ばれており、恒星からの距離が程好く、磁場も存在し、太陽からの有害な風をシャットアウトしています。

そこで我々は命を育み、そして人生を謳歌しているのです。
それは地球があるから。

その地球に住む人間が、自分勝手なことで、自分の我がままを通す手段に、暴力や爆弾を使って、どうするねん。

該当する人間に告ぐ。
早く大人になれ。

さもなくば、地球外に追放じゃぞ。



簡単にはあきらめない (2010年12月11日)

金星の周回軌道に入る予定だった惑星探査機「あかつき」が、減速出来ずに金星を通過してしまいました。
小惑星探査機「はやぶさ」で盛り上がったのも束の間、エンジンに重大な欠陥があった様で、火星探査機「のぞみ」の時と同じ症状だと聞きました。

ロケットH2型の開発でも、かなりの煮え湯を飲まされたと聞いていますが、これからも研究を続けて、後世に語り継がれる素晴らしい物語を作って頂きたいと思います。

簡単にはあきらめない、日本の男の子の根性とやらを見せ付けて頂きたい。

金星の謎に少しでも近付ける時を待っております。



やせない理由が判った (2010年12月24日)

こう見えても(見えないが)、小生は学生だった10代の時、かなりの快足で為らしており、野球で塁に出れば点が入るという、なんとも美味しい選手だったのだ。出塁後の次の一球で二塁に盗塁し、その次の一球で三塁に盗塁して、必ずホームインをしていたものだ。

そんな若い頃とは違い、現在はキャイーンの天野君体型で、ハッキリ言って醜い身体になってしまった。毎週欠かさなかったゴルフとスキーが出来なくなって5年が過ぎ、その間もあるものを殆ど毎日食べていたのがやせない原因であると断定した。

それは、アイスクリームである。

アイスクリームは確かにカロリーが高い食品だが、やせない理由が他にもあるそうだ。

それは、冷たいものが体内に入るからだという。メカニズムは知らないが、人間の身体は冷やされる事で悪い方向に進んでしまうのだそうだ。

そこで、冷たいビールも麦茶も身体には良くないらしく、これを避ければどれだけ体重の減少があるのか、暫く様子を見て、こちらに報告したいと思う。

その間、アイスクリームが食べられないのは悲しいが。



男なら (2011年1月11日)

私が男として一皮剥けたのは、異国の地、ここニュージーランドに来てから。

今思えば、それまでの自分は男としてはナヨナヨで、一本の筋さえも通っていない貧弱な野郎だったと思います。それが大きな転機を迎え、今では非常に男臭い奴に変身してしまった気がします。

そんな人間なので、そのナヨナヨのままで年を重ねている奴を見ると、昔の自分を見ているようでイヤになります。思わず、しっかりせんかい!と渇を入れてしまいます。相手にとっては大きな迷惑なんでしょうけど。

しかし、そのナヨナヨでは、誰も付いては来ません。
ましてや伴侶なんぞも出来ません。

そんな男が弱くなってしまった理由とは、一体何んでしょうか。優しくするのも男だが、それだけでは無い筈です。

それはやはり、男の子の時を思い出して頂きたいですね。
何事にも必死で取り組んだ、そんなピュアな心を持った時のことです。

そこに大きなヒントがありますよ。



日本と同じにしないで下さい (2011年1月24日)

最近、日本からの観光客が増えてきているようで嬉しいのですが、そうするとですね、色々な事が起こります。

その典型的なのが、郷に入れば郷に従わない人たちが一気に増えます。
また、日本での常識を押し付けてくる方が増えます。

例えばですね、日本の気象システムが標準だと思っている方が大変多く、ここの天気予報も同様だと決め付けておられます。

こんな言葉を頂きます。

ここ数日間の最低気温は何度ですか?
中には、私に3週間後のオーロラが出る日を教えろと言ってくる人もいます。

我々は神様じゃないのですから、そんな事は判りません。

ここニュージーランドは牧草地が広がっており、雨が降った方が、牧草の生育も良くなりますので、雨を大歓迎します。

街中で傘をさす人は皆無で、皆、少し位の雨なら誰も傘なんぞさしません。それは雨が大変綺麗で、大した量も降らないからです。

お願いですから、もう少しお手柔らかにお願いしますよ。日本が進みすぎており、世界何処でも同じと考えるのは、ちーと自分勝手でっせ。



除雪ありがとう (2011年2月4日)

先日北陸地方を襲った豪雪により、多くの特急が雪で立ち往生し、その除雪に駆り出されたJRのスタッフに向けて、特急の車内から、窓にA4サイズの紙が張り出され、「ありがとう、おしごとがんばってくださいね」と書かれていたそうだ。

乗客も丸一日以上車内に閉じ込められて、この様なお礼の手紙を書く余裕もなかっただろうが、この手外を書いたのは、なんと子供である。

全て平仮名で書かれており、何かの裏紙を使ったのだろう、窓が曇っているので、印刷が透けて見えているのである。
天を仰いでしまうほどの積雪を目の前に、スタッフたちは、きっと気が遠くなったに違いないが、それでも降りしきる雪の中、列車を囲んでいる積雪を除去し始めたそうだ。

そんな中、汗だくのスタッフの目に飛び込んできたメッセージ。

子供のイタイケな、澄んだ心を、自分も取り戻さなければと、心を打たれたのでありました。

満天の星を朝が来るまで仰いでいる私ですが、今年既に47歳。
今朝のオーロラ出現は、夜明け後だったので、諦めましたが、今度はここが夜の時に来て欲しいと願っています。



5年ぶりの大規模フレア爆発発生 (2011年2月18日)

と、言う事で、現在オーロラ出現待ちであります。
前回の大規模フレア爆発は2006年と言いますから、それから5年。

そろそろ、太陽の活動期頂点に向かって、眠っていた太陽が活動を開始したのかも知れません。

今回は地球方向を向いた状態での太陽表面の黒点爆発だったので、その衝撃波が現在地球に飛んできていると推測されています。

発生より間もなく60時間になろうとしていますが、衝撃波はまだ到達していません。今晩も1時間おきに目覚まし時計を鳴らして、リビングで寝るのですが、天気も悪くなってきており、おまけに満月。

これじゃ、どうしようもないのかな。

やっぱり、オーロラを捕らえるのは大変ですよ。



5000年に一度の大地震 (2011年2月26日)

2011年2月22日12時51分に発生した地震は、南島最大の街クライストチャーチの南東10キロ、深さ5キロを震源とするものでした。

マグニチュードは6.3と大して高くはなかったが、直下型で、震源が浅かった貯めに、とんでもない大揺れになった模様です。

活断層の空白地とされ、誰もがこの様な大きな地震が起こるとは思わなかった所です。後で調べてみると、5000年に一度程度の地震だったとの事。

この地球は生き物だと言うことを知らしめる格好になりましたが、我々はこの自然現象と共存しなければならず、定めと言うには酷かも知れませんが、明日への希望の為に、とにかく前に進むしかありません。

地球が誕生して40億年。この間に幾度となく天変地異を迎えたようですが、5000年とは随分と長いです。

クィーンズタウンは震源から南西に500キロも離れており、日本で言うと東京と大阪ほどの距離になりますので、揺れを感じた人は殆どいませんでした。

ここにはいつも通りの美しい景色があり、満天の星空もあります。旅行を見合わせるには勿体無いですよ。皆様、お待ちしております。



トワイライトエクスプレス (2011年5月4日)

決してエクスプレスというほど速くはないが、私は現在この列車の車中におり、そのサロンカーを貸切状態で使っております。
時刻はまだ22時20分過ぎだというのに、サロンカーには誰もおらず、皆様さっさと寝床を作って、冬眠の準備をされている様子。

私は一人、閉店直前の食堂車で350ミリの缶ビールを2品買って、これからが夜本番であります。

時間は過ぎ、朝になりました。
大阪駅の到着が午後1時前なので、久しぶりに目覚まし時計をセットせずに、午前2時前には寝床を作って就寝しました。

シングルツインのベッドは足元が狭くなっており、もしかしたらそれが原因で眠りが浅くなったのかも知れませんが、元気に目覚めました。富山付近を走っていました。

結局大阪まで全線完乗し、直ぐに神戸線に乗り換えて次の駅である塚本まで参りました。そこで雨の中、ホームの東端から鉄橋を渡ってくるトワイライトエクスプレスを撮影し、今回の2週間のJR乗り放題旅行を終えました。

この話を両親にしてしまい、フルムーンパスをプレゼントする事になってしまいました。23時間の旅に耐えられるのかな。ほんまに(笑)。



やはり無理がある (2011年6月11日)

昨日2011年6月10日、宇宙飛行士の古川さんがロシアのロケット・ソユーズで、ISS・国際宇宙ステーションに到着されたばかりですが、私は今でも不可思議に思っています。
それは、何十年ぶりに山川出版の日本史教本を読み返していて、20世紀に入ってからのロシアとの関係を思い出したからです。

昨年、モスクワ経由でトルコにF1を見に行ったのですが、モスクワ空港のトランジット施設では免税店を含めクレジットカード及び、全ての外貨を受け付けず、また両替カウンターも無い状態でした。
そんな国と日ソ不可侵条約を結んでいた為に、ポツダム宣言を受け入れずにいたらアメリカに原爆を2つも落とされてしまい、何十万人もの命が失われてしまいました。
教本を読み返していると、彼らと付き合うのは生理的にも無理があるし、利益獲得と割り切ってでないと付き合えないと痛感しました。

サムライ魂なんて言っていたら、逆に痛い目に遭うのかもしれませんが、何がどうあろうと、その国の人達とは付き合えません。
F1スタートの瞬間、スタンド最前列で何本もの大きなロシア国旗が振られ、私はスタートの瞬間を殆ど見ることが出来ませんでした。
ロシア航空では酒類のサービスは皆無だし、街中でもアルコールのトラブルが頻繁に起こる国です
他人への思いやりがない人間とは付き合えない。そう思いました。

3人の宇宙飛行士のうち、一人はロシア人みたいですが、古川さんが命に関わる迷惑を蒙らないことを祈るだけです。本当に大丈夫なのでしょうか。
さあそろそろ、2011年6月7日に発生したフレア爆発の衝撃波がやって来ても良い時間です。古川さんも衝撃波にはご注意を。



南米から火山灰が飛来 (2011年6月24)

2011年6月4日以来、南米はチリのプジェウエ火山は大量の火山灰を伴う噴火を続けており、近隣諸国でも影響が出ている。
近くのブエノスアイレスでも空港が閉鎖されるなどの被害が出ており、降り積もった火山灰の海に足を取られて、身動きが出来なくなっている人の写真も見られる。

下半身が火山灰に埋もれている人の姿が見られるは、空港の滑走路も一面火山灰で覆われているわで、この火山は溶岩を噴出するどころか、灰ばかりを巻き散らかしている。

しかもその火山灰は大西洋を渡り、なんとアフリカやオーストラリアも飛び越えて、ニュージーランドにも達し、挙句の果てには、南米チリに戻っているそうです。

その影響で、我々の仲間にも影響が出ており、NZの国内線やオーストラリアを経由してNZに入る予定の人たちを空港に足止めしているそうな。
何日も空港のロビーで夜を明かしている観光客も見え、今後どうなるのかは神のみぞ知るところであります。

これからスキーやボードで滑りに来られる方は、そんな状況ですので、待っている間の時間潰しになるようなもの、例えばDSなどをお持ちになられると良いと思います。
勿論、何の影響も無いのが最善ですが。



お待たせしました (2011年7月10日)

只今NZNZ時間で2011年7月10日の朝6時30分ですが、地べたまで積雪しております。ここ4日間での各スキー場での積雪は、ほぼ1メートル近くなり、少し遅れていた積雪が一気にやってきました。

これからご予約の入っている方は心配されたと思いますが、思う存分お楽しみ下さい。

今年2011年は4月までラニーニャが続いていたらしく、その後は通常に戻るどころか、もしかして反対側のエルニーニョに突入してしまったのではないかと言われておりました。

しかし、まだ7月も始まったばかり。

この4日間のドカ雪で、気持ちよい滑走をお楽しみ下さいませ。
私も新しい板さえあればゲレンデに行きたいのですが、仕事と子育てで丸6年間も滑っていないので、急には無理でしょうね。

出来ればカードローナの一番奥のゲレンデ、キャプテンズでクラウチングを組んで滑りたいのですけどね。



太陽風の衝撃波待ち (2011年8月6日)

現在NZ時間の8月6日のなったばかりの午前1時15分ですが、今から48時間ほど前と34時間ほど前に一回ずつ、計二回の太陽表面フレア爆発がありました。
このフレア爆発にも地震のマグニチュードと同じように、その強さを表す単位があります。最上位がXクラスで、順にMクラス、Cクラス、Bクラス、Aクラスと弱まっています。

通称Cクラスの爆発を小規模フレア爆発と呼び、Mクラスが中規模、そしてXクラスが大規模フレア爆発と言います。

今回のは全てMクラスのものですが、地球方向を向いた状態で発生しており、その爆発に伴って、大量のエネルギー放出現象も発生しています。これが秒速1950キロで地球に迫っているらしく、途中スピードが落ちることも考慮して、NASAがはじき出した到達時間がNZ時間の5日午後10時だと言います。

プラスマイナス7時間を猶予としても、既に予定時間を過ぎていますので、間もなく地球に衝撃波が届くものとみられており、オーロラはまだか・・と、太陽風の速度計を見守っているところです。

しかし、どうしたことか天候が悪く、今晩も明日の晩も雲に覆われてしまう予報が出ており、少なくとも今晩の予報は当たっており、星はちっとも見えません。

セスナ機をチャーターでもして雲の上に出たい気分ですよ。俺が何をしたと言うねん。ホンマニ。



昼間に来ちゃ〜見えねぇよ (2011年8月21日)

前回お知らせしましたオーロラ情報でしたが、結論から申し上げるとかなりの出現がありました。但しこの街のことではありません。

衝撃波がやってきたのは夜明け後のことで、その時間帯に夜だった欧州では、なんとドイツ、オランダ、ポーランドでオーロラが撮影されておりました。

そしてここが暗くなってくる時間帯に最後の出現があり、その後はオーロラは消えてしまった様です。早い話、昼間にオーロラが出ていたことになり、幾らなんでも見えません。

また次回に期待しちゃいますが、その前に私は3つの彗星を追いかけるのに忙しく、結構楽しんでおります。また天の川の一番濃い所が天高く昇っており、オーロラはもしかしたら邪魔かもね。

贅沢な話です。



RWCラグビーワールドカップ  (2011年9月7日)

いやいやとうとうその日がやって来てしまいました。何年も前から楽しみにしてきたワールドカップですが、毎日各国の選手が到着し、その歓迎式典も各所で行われ、NZ人民は皆暖かくその選手たちを迎え入れました。

ここクィーンズタウンでもアイルランドを初め、ルーマニア、ジョージア(グルジア共和国)の選手がトレーニング基地として住む事になっており、空港近くのイベントセンターは月末まで施設が彼らの為に解放されることになっています。

先にアイルランド選手団が来たのを皮切りに、昨日5日はジョージア共和国の選手もやってきて、空港には子供から大人まで、またマオリの伝統ダンスも披露され、彼らを迎い入れました。

でもここはまだまだ寒いので、選手も体を暖めるのが大変だと思いますが、遠慮なく頑張って欲しいものです。

日本選手団は試合が北島ばかりであるので、残念ながらここでは見ることが出来ません。TVで拝見します。

さあNZ対日本は、9月16日のキックオフであります。1995年の予選では145対17で負けましたが、今回は一発やってやって下さい。早い話、一軍選手を引き釣り出してやって欲しいのです。

冷や汗を沢山かかせてやって欲しいものです。



日本VSオールブラックス 76点差でした (2011年9月17日)

日本チームの監督は皆様ご存知のジョン・カーワン。元オールブラックスの伝説選手であります。

その彼にしても、オールブラックスには勝てないと判断したのでしょうね。日本も一軍選手を温存する作戦に出て、結局は両チームとも2軍選手を沢山出してきましたので、16年前の二の舞になるかと思えるような試合となりました。

まあ前回の様に128点差とはなりませんでしたが、プロと高校生の試合かと思えるような内容になり、日本はまだまだ底上げが必要なんだと感じざるを得ませんでした。

8年後の2019年にはこのワールドカップが日本で行われます。

その世代に盤石の選手を並べられるように、今から考えるべきですし、当然協会も考えていると思います。

サッカーではなでしこチームがワールドカップを制覇したほどになりましたので、8年後を楽しみにラグビーを見守っていきたいと思います。

しかし、オールブラックスのパス回しは芸術品です。あのパスを出させないように早めに潰していくしかないのです。

8年後の日本選手へ、オールブラックスに一泡吹かせてやれや。



ろくでもない望遠鏡架台とセキュリティソフト  (2011年10月6日)

ここ数ヶ月で煮え湯を飲まされ続けている事をご紹介したいと思います。それは私の住むNZ国内のことではなく、2つの日本の会社製品であります。私と同じ境遇の方がおられれば、参考にされてみて下さい。そして検索で引っかかるように願いたいと思います。

1つ目は昔から応援している望遠鏡会社の製品に4つも不具合が見つかったにも関わらず、それを「仕様なので」と何のアクションも起こしてくれない件です。

その会社はVixenビクセンという会社で、望遠鏡関連製品を製造販売しているところで、どう考えても使いものにならない不具合なのに、それを「製品仕様」で片付けたのです。

これまで応援してきましたが、スターウォッチングツアーでもプライベートでも、その会社の製品を撤去することにしました。

もう一つはトレンドマイクロ社の製品でウィルスバスター2011クラウドというものです。これはウィルスセキュリティソフトなのですが、この製品はあるウエブサイトの一つに詐欺に関わる不正や有害物質をまき散らかすことが判明すると、そのサイトが属しているドメイン全体にも同じ処理を施し、警告画面を出して閲覧出来ないようにするのです。

どちらの会社も製品仕様・・・で片付けてしまい、私にはこの上なく有害で無理益な製品であります。

まあたった一人に与えた影響を問題視していないので、ここでご紹介し、皆様にも注意をして頂こうと思います。

専用ページを徐々に立ち上げ、この様に使い物にならない、かつ邪魔な製品を世に出している企業を気付かせてあげ、消費者を一人でも多く助けたいと思います。
この2社は反省がないので、まあ先行きは知れてますね。ご愁傷様です。



ラグビーワールドカップでNZが優勝 (2011年10月25日)

決勝戦には伏兵フランスが立ちはだかり、この両チームはなんと予選で同じ組でした。そこには日本も入っており、そのA組を通過したチームが勝ち残っていたのです。

今から考えると日本チームはとんでもない組に入ったと言えるでしょうし、そしてウォーミングアップの良い相手にされてしまったのかも知れません。

そんな事が思い付ける様な決勝の試合内容となりました。これまでペナルティキック、コンバージョンキックを担当してきたダン・カーター選手が怪我で早々に戦列を去り、彼の代わりにそれを担ってきたのがピリー・ウェップでしたが、緊張なのか、それとも怪我なのか、決勝ではキックが全く入らなくなり、オールブラックスは大ピンチに。

フランスもこのキックを何度も外し、得点は1トライ、1コンバージョンキックの計7点でしたが、オールブラックスも得点は1トライだけで、決勝点となった1ペナルティキックは、プレー内容が雑で、出来れば出場させたくなかった選手だと言われていたステファン(スティーブン)・ドナルドが成功させてものでした。

彼が出場せねばならなくなるほど選手が怪我で退場した苦しいワールドカップとなったわけです。

子供達もステファンが出てきた時は、もはやこれまでか・・・と言いたそうな口ぶりでしたが、ピリー選手がことごとく外したキックをたったの一回で成功させて、勝利を呼び込みました。

補欠の選手が緊急で出場させられ、ここ一番でキックを成功させ3点をもぎ取ったのは、身体も冷えていたでしょうし、相当な練習を影で誰も知らないところでしてきたに違いないと思いました。

事実、この5週間は、キックの練習を欠かさなかったそうで、その影の練習が今回の勝利を呼び込んだのです。

子供達も彼のキックには驚いたみたいで、それ以降決して彼の事を悪く言うような事はしなくなりました。

それよりも、私は子供達に彼の努力を尊敬せねばならないと教えたのでした。
一人一人の努力がチームを大きくするのだと。



「宇宙からの夜景」という番組を見て思う事 (2011年11月6日)

先日のNHK番組で、国際宇宙ステーションにおられる宇宙飛行士の古川聡さんが色々と教えて下さるものがありました。生中継も織り交ぜての番組だったようですが、そこで「宇宙からの夜景」というコーナーに目が釘付けになりました。

国際宇宙ステーションは上空350〜400キロに位置していますから、地表で言えば東京から滋賀県ほども離れています。しかし、宇宙から見える夜景は眩しくて、400キロくらい簡単に届いてしまうのが分かりました。

夜景は美しいかもしれませんが、あれは人工的に作られたもので、自然がベストだと思っている私は、善し・・・とは思いませんでした。

今年大阪に帰省した時に快晴の夜空を一瞬だけ見ました。なんと2等星がギリギリ見える程度だったので、「これは終わっているな」と肩を落としました。23年前に私が日本を離れた時よりも状況は悪くなっています。

23年前、私はクライストチャーチに住んでいましが、やはり街明かりが邪魔で、星を見るために車でわざわざ1時間も走ったものです。

1993年よりクィーンズタウンに住んでいますが、私は心よりラッキーだと思います。

車で10分も走れば、星明りで影が出来るところに住んでいるのですから。



写真は楽しい (2011年11月26日)

先日のスターウォッチングツアーで、ペンタックスの新しいミラーレスカメラをお持ちの方がいたので、月も出ていないし、固定撮影で天の川を狙ってもらいましたが、ピントを合わせるのに大変苦労しました。

一般の一眼デジタルと違い、レンズにピント環はあれど、目盛りが打たれておらず、どちらに回せば良いのかも分からない状態。

しかし、何とか撮影には成功しましたが、やはり受光素子が小さいからか、写りは一眼デジカメに軍配が上がりました。

それでも全くネオンライトが無いので、予想を超える写真が撮れ、お客様も満足されたのではないでしょうか。

もしお客様がそんなカメラをお持ちでなければ、星だらけの写真は撮れなかったわけですから、やはりいつもカメラを持ち歩きたいものです。

それもレンズが交換出来るものが望ましいですけど。コンパクトとは写りが違いますからね。



星明りで影が出来る天然のプラネタリウム (2011年12月2日)

とまあ、スターウォッチングツアーのかなり大げさなコピーを作ってみました。
その命名の理由は、この様な感じだからです。

●天の川の明かりが眩しくて、他の暗い星が見え辛くなる
●ここでは全天の星が発光しているので、背景が黒色にはならない
●星明かりで山の稜線がクッキリと見える
●星明かりを街明かりと見間違えるほど
●6等星は楽勝で見えている
●視力の良い方は8等星も認識出来ているのではないか
●星だらけで、気持ちが悪くなる方がいる
●あるお客様のセリフ、「富士山山頂で見た星空の100倍の星が見えている」

昨晩はここクィーンズタウンから車で20分ほどの所で天体撮影ツアーを行いました。愛媛県からお越しになられたご夫婦がお客様でしたが、ツアー終了はなんと午前4時。3時間後の午前7時にはミルフォードサウンドツアーにバスで出発されます。

お客様は一般の方で、特に星キチガイというワケでもなかったのですが、
睡眠時間を大幅に削ってまで見るに値する星空が目の前にあるのをご存知だったのです。

私の仕事は、その事実を皆様に上手に伝える事だと思っています。皆様も星を見にお越し下さいませ。



カメラスタビライザー (2011年12月18日)

まるでビデオカメラが宙を飛んでいるかの様に撮影出来る機材があります。大抵歩きながら撮影された映像を見ていると、たまに「どうにかならんのか」と腹立たしく思える時がありました。

静止している時は三脚を使えば良いのですが、やはり旅行番組などを見ていて、白い壁の間を飛んでいるかの様な映像が流れると、思わずその場所に行きたくなってしまいます。

この滑らかな映像を撮るために考え出されたのが、カメラスタビライザーと呼ばれるもので、車にも同様にスタビライザーが付いており、車の挙動を押さえてくれるものです。

そろそろ一眼デジカメでもフルハイビジョンの映像を撮影出来ますし、自分もこのスタビライザーを駆使して、キレイなNZの映像を皆様に御紹介出来たらと思い、現在どの製品にしようかと考えあぐねています。You Tubeには、このスタビライザーを使った映像が沢山アップされており、その映像を見ながらどれにするかを決めようと思っています。

でも重いんです、これ。
一眼でジカメと対角魚眼レンズで1060グラム、それに外部マイクを取り付けると、いつの間にか1.3キロになります。
そしてその一式をスタビライザーの上に載せて持ち歩くわけですが、このスタビライザーも1キロを軽く超えており、合わせて約2.5キロの機材を持ちながらの撮影となります。

しかし、上下に揺れない映像はやはりこれからのスタンダード。良い映像を撮るには重いなんて言っていられません。よね?



直径200メートルの大彗星
 (2012年1月8日)

いやぁ参りました。まさか直径200メートルのカミカゼコメットが100万度にもなるというコロナの灼熱地獄を数時間耐え抜き、そしてまさかあの様な大彗星の姿になろうとは誰も想像しなかったのではないでしょうか。

1965年出現の同種の有名な「池谷・関彗星」は直径5キロで、太陽表面から45万キロをまで接近し大彗星の姿になったそうですが、今回の彗星は直径200メートルで12万キロまで接近。当然溶けて消滅・・・というシナリオを思い浮かべます。しかし、このラヴジョイ彗星は溶けずに生き残りました。

そして5年前の大彗星の再現とも言うべき姿に変貌し、私を再び「最大の睡眠不足」に誘ってくれました。

今回はラニーニャの為か日中は良い天候なのに夜間に雲が発生してしまう状況で、気象衛星の連続写真より晴れ間を推測しての夜間移動を敢行しました。

お蔭様で12月18日早朝から開始した撮影も順調に進み、20日早朝には赤道儀望遠鏡の彗星自動導入を使っての撮影に成功しました。

ここクィーンズタウンは、彗星の真下に太陽があるわけではなく、条件の良かった場所に比べると、約2日間も不利でしたので、明るくなってから淡い彗星を探すのは大変でした。

お蔭様で1月4日の朝は何処も厚い雲に覆われ撮影が出来ませんでしたが、それ以外は毎日OKでした。そして昨日1月6日をもって、月が沈む前に薄明が始まってしまうということで一旦撮影を追えました。次回は15日の夜に数分だけ暗夜が確保出来そうなので、暇があれば再出撃します。

昨日でも長い尾が写っており、肉眼でも確認できていましたので、10日後にどれくらいの長さの尾が写るのか楽しみです。

まもなく彗星は天の南極付近を通過し、大マゼラン星雲にも接近するそうですので、楽しみになさっていて下さい。



来るぞオーロラ (2012年1月24日)

まずはこちらをご覧下さい。


久しぶりに見るスノーストーム Snow Storm であります。
これは太陽表面で発生する通称「フレア爆発」によって宇宙にまき散らかされた宇宙放射線によって出来たノイズです。

太陽を観測している衛星の画像に出来たノイズですが、これが見られたということは、相当大きなオーロラが出現する可能性も秘めています。

爆発は2012年1月23日16時59分(日本時間は同日の12時59分)にあり、早ければ48時間程度で太陽からの爆風が地球にやってくる事もありますので、25日の夜には臨戦態勢で挑みたいと思います。

本当は昨晩も爆風が着弾したのですが、分厚い雲に覆われてしまい、朝まで晴れませんでした。水曜日は天気が良くなる事を祈りますです。はい。







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