そこは幅広のゲレンデが広がり、大きなターンを思う存分楽しめるよ。斜度は一番美味しいといわれる10度から25度が広がり、横幅も広い。またここには4つものハーフパイプがあり、毎日エアーを入れることが出来ます。

このスキー場へはクィーンズタウンやワナカから毎日出ているバスで行きます。このスキー場には唯一ゲレンデの真横に宿泊施設がありますが、最大で10人が宿泊出来るコンドミニアムだけです。詳しくはカードローナスキー場のHPからどうぞ。

クィーンズタウン周辺には4つのスキー場がありますけど、カードローナはクィーンズタウンから3番目に遠いスキー場になります。しかしながら、地元スキーヤーの人気は高く、その理由として「とにかくゲレンデ幅が広い」「ハーフパイプが4つもある」「人が少ない」等が上げられます。地元の人が言っているのですから間違いないです。

それではゲレンデ地図です。ご覧下さい。




 



地図概況:先ずは地図の左端上部を御覧下さい。色々な記号が書かれている辺り、ここに「P」と書いてある所が駐車場であり、このスキー場の心臓部です。トイレ、レンタル部門、レストラン、医務室等全てが揃っています。

リフトは2010年より最下部リフトが1本増えて、合計で4本。最下部以外のリフトが高速となり、今年2021年は左の裏側にもう一本のリフトを敷設するらしく、現在情報を集めている最中です。



 




それでは、各コースの特徴を御覧下さい。


 

マクドゥーガル・チョンドラ(8人乗りゴンドラと6人乗りリフトの合体)−左上のメインリフト


このリフト沿いを滑るコースは緩斜面で、SLOWゾーンです。
初心者、初級者向きです。コースは2回程90度曲がりますが、斜度は殆ど10度前後で、初心者は安心して滑る事が出来るでしょう。

駐車場からの景色↓

広い斜面である↓

でも低速ゾーンなので、スピードを出されないように↓

ここもスローゾーン↓



ホワイトスターエクスプレス(中央の長いリフト)

2004年に掛け替わった秒速5メートルの高速4人乗りリフトがこれです。通称WHITESTAR EXPRESS−ホワイトスターエクスプレスといい、約4分15秒で終点まで運んでくれます。このリフト下のコースには、駐車場から直接入り込む方法と、左リフトを乗って頂上から入り込む2つの方法があります。

コース前半のリフト沿いはかなりの直線で、コース幅も十分にあります。斜度は10度から20度の間でしょう。結構スピードが出せる所です。
但し、リフト乗り場直前は斜度がきつくなりますし、合流もありますので、十分に減速してください。


めっちゃ綺麗↓

ホワイトスターエクスプレスでーす

滑り始めを下から見ると↓

滑り始めです↓




キャプテンズ・エクスプレス(右上のリフト)

駐車場から一番遠い訳ですが、ここが一番コース幅が広くて楽しめる所です。行き方は、左・中央リフト頂上降場から来ます。駐車場からはリフトに乗らないと来れません。2008年からは秒速5メートルの高速4人乗りリフトに掛け変りました。
SHAUNS WAY か SCUM VALLEYでコース途中に出られます。後はCAPTAINS GUADを繰り返し乗ってみて下さい。

上部コース(EAGLE ROCKS周辺)では、幅は恐らく50メートルを超えていると思います。(広いですよ)

ちなみに、ここでも軽食を食べられます。
場所はリフト乗場の直ぐ右をご覧下さい。そこにCAPTAINS CAFEがあります。缶ビール、ジュース、サンドウィッチ、ポテトフライ、パイ、ケーキなど食べられます。有名なのは「手作りピザ」です。2005年は$6.00で販売しています。ピザの種類は結構あります。5種類くらいかな。
地元スキーヤーはここで水分補給をして、ミートパイやチップスなどを食べています。

ちなみに午後2時を過ぎて、大量のピザが売れ残っている場合、急遽半額セールを始める事もあります。
我々は良く午後2時を過ぎてからピザ偵察を兼ねて、トイレ休憩を敢行します。

もし半額セールをしていたら、小休止をします。無ければ、え〜と、残り時間をぶっ飛ばすだけです(笑)。



キャプテンズの滑り始めは、こんな景色↓

次に、それを下から見上げると、こんな感じ↓

途中の落ち込みポイント↓

最後の緩斜面↓



ハーフパイプ 

4つのハーフパイプはそれぞれ、モンスター、ジョニー、インターナショナル、ロッキーという名前が付いています。
4つのパイプの長さは100‐170mで、平均斜度は14‐17度。コース幅は各々2.5b、3b、3.5bです。


昔はここにリフトが無かったのですが、今はあります。歩いて登っていた時代が懐かしいですね。






バレービューリフト(2010年新設)−最下部のリフト

地図中の一番右端、キャプテンズに架かっていた4人乗りリフトをそのまま設置したそうです。

積雪が豊富な時は、このリフト周辺も滑られるでしょうが、そうでない時は小石を踏む事もあるでしょう。私なら様子見のエリアと位置付けます。滑走面の傷を気にしない方はどうぞ。

リフト乗り場の駐車場にはリフト券販売がありませんので、シーズンパスや複数日券をお持ちで無いと使えないと思います。




2000年6月1日。しかし、これだけの積雪にもかかわらず、スキー開きが行われたのは6月の末でした。
従業員が集まらないですからね・・・。

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