まずは朝の身支度から一日が始まる。
会社によっても違うが、例年午前7時30分から8時15分頃までの間に「ヘリコプターが飛べる天気なのか」を調べて、皆さんの宿泊部屋に日本語で電話を入れてくれる。(部屋に電話が設置されていない時は、皆さんから電話してやってや。)
|
かかってくる電話の内容は以下のうちのどちらか
「今日は天候が良い様なのでヘリスキーを予定通り催行します。X時XX分に迎えに参りますので、宿泊所玄関で準備してお待ち下さい」という内容の電話か・・・「今日は悪天候の為にヘリコプタースキーは出来なくなりました。」の2通りですわ。(たまに「天候が微妙なので、もう少し決定を遅らせます」というものもあります))
催行する場合は電話があってから、迎えが来るまでに最短で20分という時もあります。故に、予め電話がかかってくるであろう時間には朝食を終えられて、スキーにいつでも出られるようにしてお部屋で電話をお待ち下さい。
但し、ヘリコプターに乗る地点までの移動に、通常の陸路移動でなく、軽飛行機での空路移動(通称フライ・オプション)を選ばれた時は、お迎えの時間が遅く設定される事もあります。
その場合はお急ぎになる必要はないと思われます。ご予約時にお迎えが何時頃になるのかを確認されて置いて下さい。ガイドさんにお任せになると全て教えて下さるでしょう。
|
お迎えが来た
スキー板&スノーボードを車に積み込み、ステージング・ポイント(ヘリポート搭乗地点。空港ではない)まで行きます。ワクワクしますね。車内ではスキー場に向かうのと全く同じように過ごして下さい。日本人スタッフがいる会社は、日本語での説明を受けるために、出発前に催行会社のオフィスに立ち寄ることもあります。
ファットスキーのレンタルを既に予約済みの方は、途中レンタルショップに寄ってくれますので、積み込んでからの出発となります。
|
ステージングポイントに着いた
ここからが皆さんの運命を左右する説明がある。万が一の雪崩や、予期せぬ状態になったときの対処方法、ヘリコプターへの乗り方等を、インストラクターが説明します。ビーコンという雪崩が発生した時に使う物の使い方なども説明を受けます。
ヘリの乗り降りは、ローター(ヘリの羽根)が回っている状態で行われるので、降りる時は2・3歩進んで、身をかがめ「反省のポーズ」で乗組員全員の荷物を手で抑え、ヘリが飛び去るのを待つ。乗るときは、その逆でっせ。身をかがめて、荷物を押さえて、真横にヘリが着陸してくれるのを待つ。殆ど真横に止まるので、特にスキーヤーはスキー板を担がないで下さい。
ローターと接触する可能性があります。
板やボードは4名に対して1名のガイドがまとめて、ヘリの足に冬季だけ付けるボックスに入れてくれます。
|
さあ、出発
注意を思い出しながら、板やボードをガイドに預け、かがんでヘリに乗りましょうか。
シートベルトをつけて、さあ離陸。
|
着陸しまっせ
注意を思い出しながら、ガイドの後に続いて雪の上に降ります。2・3歩進んで、雪上に膝を付いてかがんで、荷物を手で抑え、ヘリの離陸を待ちましょう。このとき、砂塵が舞うような感覚やね。息もしにくい。
ガイドの指示で立ち上がり、板&ボードを受け取り、取り付けましょう。おっと!その前に景色を堪能しておきましょう。
地球上にはまだ、その様な素晴らしい景色があるのを実感出来ることでしょう。それがNZです。
|
かっとび
といきたいところやけど、皆さんは、久しぶりに深雪を滑るわけです。いつもとは違います。多分「こんなはずじゃないのに」と思うに違いない。幾ら前日に足慣らしをしたといっても、スキーシーズン後半の絶好調!!!とはいきません。
ここは1つ・・・大人になって、落ち着いてもらいましょ。
ガイドを追い越す人も出てきますが、
絶対にお止めさい。クレバス(雪の裂け目)が無い所をガイドは案内してくれるわけですから・・・。
|
ユックリと滑り始めようか
とにかく弾むような感覚で滑りなはれ。
|
さあ、ヘリに再び乗るでぇ
板&ボードをガイドに預けて、雪面に片膝付いて、ひとかたまりになって、荷物を抑えて・・・。いつも通りの体制でヘリが来るのを待ちます。
乗り込んだら、シートベルトを付けて、次のポイントに向かいます。
|
お楽しみ・雪上ランチ
そして全員集合でランチです。スタッフがスコップなどを使い、雪を削ってテーブルを作って準備をしてくれます。パン、サラダ、飲み物などで腹ごしらえです。午後の滑走をお楽しみ下さい。
|
午後の滑走
残りの本数をお楽しみ下さい。
|
追加滑走
もし滑り足りない時は4名以上集まれば追加で滑ることが出来ます。追加滑走はリフト一日券ほどの値段になります。
|
終了
ホテルに戻ります。撮影をしてもらった方は、その後に各社の集合場所でDVDを受け取ります。
|