もしかして真冬のオーロラ撮影は初めてだったかな?
2003年8月18日夜出現のオーロラ inクィーンズタウン


オーロラファンの皆様こんばんわ(夜のつもり)。子供と一緒に風呂に入って、一息入れながら、いつも通りにアメリカの気象衛星ノアのオーロラサイトを見ていた時の事です。この所非常に大人しい状態が続いていたアクティビティレベルが、5時間も前の午後3時頃から「10」を連発しているではないですか。
しかも、あと10分から20分以内に、かなりの出現が見込める状態。ニュージーランド南島の南端部分では、かなりの出現が見られたはずです(まあ街中では気づいた人もいなかったでしょうが)。

早速、道具を揃え、上着を準備して、スクランブル発進!出撃場所は、南の空が開けている場所。
でも、到着と同時に光の柱が目の前から消え失せ、得意の「待ち」状態。

この様な寒いオーロラ観測は初めてなので、仲間と連絡を取り合い、寒さをしのぐ作戦。でも寒い・・・。実は過去の出現で「8月出現」は一度もなかったのである。去年9月初旬に出現があったが、これほど寒くはなかった。

では、ご覧下さい。



今回一番のショットです。かなり怪しい写真になってしまいましたが、高感度フィルムでは粒子が粗く、やはり悩む所です。

撮影場所はいつものコロネットピークスキー場へのアクセス道路。小生がこのアクセス道路を使うのは、スキーではなく、オーロラ撮影の為だけになってしまった。



第一撮影地からスキー場へのアクセス道路へ移動しようと思った矢先に、真西方向に、光の柱が延びた。

この写真、肉眼で見た時のオーロラの姿に非常に近いものがあると思い、こちらに展示する事にしました。過去の写真は、かなり色鮮やかな物が多かったですが、これくらいの中規模出現だと、ご覧の通り、少しの赤色があるくらいで、殆どが白色です。



そして南半球ならではの写真の登場です。その理由がお分りの方は、かなりの病気を煩っておいでかも(笑)。

写真ど真ん中のやや上に四辺形が見えますね。これが、全天で一番小さな星座、南十字座の4つの星です。右に、120度ほど傾いています。









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