宇奈月温泉・黒部峡谷鉄道

と、その前に大阪





2015年6月13日(土)になりました。前日12日(金)早朝にベルギーのブリュッセル南駅に乗り入れているフランス新幹線TGV9810号に乗車。8時26分には定刻にパリのシャルルドゴール空港駅に入り、余裕を持ってチェックイン。

無事に関空に着いたのですが、なんと荷物が行方不明。通称ロスバゲ。スーツケース内には修理の為に持ち帰った天体改造デジカメがあったのに、予定が大きく狂ってしもうた。

なので久しぶりに地元の美味しいもんをつつきに難波下車。懐かしい景色やったけど、歩いている人の多くが中国パワー。爆買いの最中の道頓堀でした。






2015年6月15日(月)になりました。今日は一年に一度の両親と温泉旅行。今年は北陸新幹線の乗車も兼ねて、目的地を富山県宇奈月温泉にしました。京都を9時42分に出る特急サンダーバード9号で金沢。そこで乗り換えて富山行きの新幹線つるぎ708号であります。

短い乗車ですが、グリーンで親孝行。






富山駅は見違えるように綺麗になっておりました。なんかの撮影をしていたみたい。浦島太郎なので、俳優人を見ても全く分かりません。




次の新幹線まで1時間半近くあるので、名物白えび丼やらを駅構内で頂きました。親父は刺身を食っていたと思うのですが、京都駅から祝杯が始まっており、この時点で結構酔っ払っています。




そして13時57分発の新幹線はくたか566号で一駅だけ乗り、黒部宇奈月温泉駅までは自由席。ここでも快適。






富山地方鉄道の新しい新黒部駅に徒歩100メートル。早速レトロな列車に乗り換えです。約25分の乗車で終点の宇奈月温泉駅に到着です。








お泊りは延対寺荘。お部屋がアップグレードされており、最高クラスのお部屋に案内されました。3部屋もあります。










待望の夕食と行きたいところですが、親父との酒盛りでまだかなり酔っており、なんだか分からん間に済んでいました。温泉に入って正気を取り戻したのですが、欧州旅行の疲れも出て、21時過ぎには寝てしまいました。






さて2015年6月16日(火)になりました。たっぷり寝たので、早朝から温泉に入り、朝食も結構食った。そしてこの旅のハイライトである黒部峡谷鉄道乗車であります。

気温が高かったので、とりあえずトロッコ車両に乗り込みました。小さな電気機関車の重連であります。終点の欅平(けやきだいら)駅まで往復します。






季節柄、梅雨のど真ん中なので人もまばら。トロッコ車両も空いています。しかし、新緑が美しく、この時期もありです。






標高が増すに連れて涼しくなってきたので、流石の小生も薄手の上着を着用し、終点の欅平駅に着きました。






早速駅舎の最上階からと、実際に歩きながら赤い奥鐘橋の撮影。氷河が溶けた川の色をしていたので驚きました。新緑が宜しかろう?






早速温泉。ではなく、猿飛峡の先端まで歩きます。


 
ところがこれでですもん。なんと通行止め。こんな事なら、手前の駅で降りる手もあったと、始発駅での情報提供が全く無いことに、富山の県民性に残念の一言を。










仕方ないので、風呂と酒盛りを早め、早速猿飛山荘さんに伺います。先ずは一風呂。湯の花が浮かぶ温泉で気持ちよかったです。

でもメッチャ熱いので水を増しての入浴であります。NZでは毎日シャワーなので、広いところで風呂に入れる幸せを噛み締めながら、景色も堪能。






そして湯上りにはこれこれ。イワナの塩焼きとビール。宿泊も出来るみたいですが、何故か軒先には食事は出来ないと書いてありました。尋ねて初めて入れてくれる始末。






山荘裏の景色です。足湯も山荘さんの持ち物らしく、この時期はまだお湯を溜めておられないご様子。






さて富山からの新幹線の時間が決まっているので、今回はこれだけで早速下山開始。曇り空になった事と湯冷めも考えて、復路は屋根付きの車両にしました。親父はぐっすり寝ていた。






宿に預けておいた荷物を受け取りに行き、それでも10分だけ時間があったので、展望台に行ってみました。10分間では列車は来ません。






帰路も同じ。富山地鉄+新幹線はくたか563号で富山駅に。








たったの80分しかありませんが、富山駅のクラルテ2階の「駅の蔵」にてまた酒盛り開始。



 





そして富山を出ます。新幹線つるぎ723号は17時09分発。金沢までたったの22分。営業していないグランクラスも撮ってみました。椅子が大きいので前の座席との距離、通称ピッチも差ほど大きそうに見えません。

まあジャパンレイルパスのグリーンで旅をする小生には関係ないな。

この後、大阪の実家で3泊だけし、事実上の爆買いの商品の開封とそしてそれの荷詰めでタイムアップ。

真冬のニュージーランドに戻りましたとさ。

おしまい。



 
編集後記 
2015年は8本の飛行機で欧州と日本を周ってみました。国際線は試しに全部中国南方航空。広州を起点にAKLオークランド、CDGパリ・シャルルドゴール、KIX関空と6本を乗り移動。料金はなんとNZ$1850。有り得ない安さ。

しかし、AKLからの1本目のフライト以外はどれもこれも満席で、もう滅茶苦茶。A330型機はボロボロ。中国人の皆様の荒い扱いに機体も悲鳴を上げている様でした。

とにかく酷かったので、今後は滅多なことがない限りこの飛行機会社で遠出をしたりはせんやろうなぁ。

さて現地は何処も良かったです。昨年の様に平気で歩き煙草をしている奴が殆どいなかったのが大変助かりました。
またこの時期しか飲めないお酒においても、チェコ・プルゼンのピルスナーウルケル・ビールは最高に美味しく、またドイツの白ビールも良かったです。

早々に好みのビールに出会えて調子も良かったっす。

ノイシュバンシュタイン城を真正面から撮る登山では幸運が重なり、望み通りのものが撮れたし。ケルン駅で朝からダイヤが乱れていてICEに乗り遅れるなんて事もありましたが、ユーレイルパスを持っているので後続列車に乗れるし。

また2回も寝台特急の1等個室寝台にチャレンジしましたが、望んでいた2階建て・横長の寝室車両には巡り合えず、つい最近、このデラックス車両は2014年の暮れで全て廃車になった事を知りました。世話になったのは、狭い3人部屋のシングルユースでした。

あれに毎回107ユーロも出したのは、もう結構って感じであります。

ルマン24時間レースの練習走行だけの撮影でしたが、8時間も撮影時間があったのですが、半分がかなり強い雨になり、いきなりトラブルでした。

それでもこの命続く限り、もっと沢山の被写体を求めて、来年もグローバスパスを使った旅行を企画中。難民問題やロシアとトルコの問題に影響されないように祈りたいです。

ではまた来年。










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