日本
その1
 
その前にニュージーランド出発から。後ほど、ジャパンレールパス利用開始初日まで。

2017年5月30日NZ時間で15時40分。NZニュージーランドの玄関口AKLオークランドまで1時間50分のフライトから旅が始まります。

この前々日の夜に大きなオーロラが出現し、29日もその画像処理に負われ、何と出発日になってもロクに荷詰めも出来ておりませんでした。
しかし、今年はF1の撮影が無いので超望遠レンズが不要。

荷詰めは結構早目に何とか終わりました。

今回の旅行で乗る13個の飛行機、その一発目はいきなりLCCのJQ298便。国際線仕様の機材であります。





ボーディングブリッジなんてありません。地べたを歩いて搭乗します。

急いでいる時はこの様に後部ドアにも乗降用階段が付きます。





ジェットスターのAKL行きは多い日は3往復もあります。
この日は最終便15時40分発に乗ります。





天気が悪く、最高峰マウントクックを見る為にわざわざF席を取ったのに、見えませんでした。





AKLオークランドに着きました。こちらも思い切り曇っています。

この後4時間30分の待ち合わせで中国南方航空CZ306便に乗りました。

広州空港での乗り継ぎは2時間30分。5月31日(水)13時10分に関西国際空港に無事到着します。





機内で鱈腹寝たので、かなり元気。
関空駅でジャパンレールパスを手に入れ、早速寝台券などを購入。

そして通天閣を撮ろうと南海電車の新今宮駅で下車します。





ビリケン模様のネオンライトみたいです。





中国人・韓国人観光客の溜まり場となっており、串カツ屋も繁盛してました。





思わず一杯飲みそうになってしまいましたが、翌朝は人間ドックの受診。

NZ国内ではお酒を殆ど飲まないので、いつも通りで受診したかったので我慢であります。





撮影後はJRを使いました。

そして大阪駅近辺で買い物をして帰宅。人間ドックに備えます。

英語の案内が増えてええ感じです。




 
2017年6月1日の朝9時から人間ドックを受診し一度帰宅。
1週間のJR乗り放題旅行に、2週間のギリシャ+イタリア旅行の荷詰めをして大阪駅までやって来ました。

一番遠い11番線までやって来ました。早速祝杯を始めます。
時間は既に24時を過ぎています。





初日の宿であります。
寝台特急サンライズ号のシングルであります。いきなり15分も遅れて到着しました。

関空駅では全て満室と聞いていたのですが、前日に最寄りのみどりの窓口で確認したら、何と半分近く空いているとの事。

ははん、旅行会社が座席を押さえてやがったな。2日前までにリリースすれば、取消料がかかりませんからね。しかし、人騒がせな旅行会社です。





室内から撮りました。
のびのびシートで寝れば追徴金はないのですが、欧州の個室寝台の味をしってしまい、今更「雑魚寝」は無理。

1万円以上払いましたが、シングルに泊まりました。





しかし、欧州の個室寝台に比べると、料金差は微々たるものですが、部屋の広さが狭い。

お得感はないです。





シングルツインっすね。

これも関空では満室でしたが、ほぼ全部ドアが開けっぱなしでした。そう、無人という事です。

旅行会社の買い占めは少し酷くねぇかい。





これもシングル。

やっぱ狭いよね。





通路の両サイドに部屋がある事自体、部屋が狭い証拠。

欧州では片側にしか部屋がありません。





実はこの車両、全部空室でした。

繰り返しますが、2日前の関空駅では「全室満室」と言われたんですよ。

取消料を7日前からかかる様に変更するべきではないだろうか。国内旅行会社さんよ、酷すぎるよ。





これがジャパンレールパスで追加なしで乗れるノビノビシート。結構な乗車率でした。
女の子も多かった。





さて大阪駅を15分遅れの24時49分に出発し、車内探索を終えるともう午前2時前。遅いけど、お約束のシャワーがありまんねん。

昔は車掌から手渡しで購入していたシャワー券ですが、ここ数年でなんと自動販売機で購入する形に変わっていました。





備え付けの浴衣に着替えて撮影。この後に6分間のシャワーでスッキリしました。

午前3時前に寝て、「東京駅到着までに15分の遅れを取り戻す回復運転をします」という車掌の元気な言葉を信用していたのですが、横浜駅到着時はその遅れがなんと17分に広がっており、途中の運転停車を短縮しなかったみたいです。

結局、押さえていた東北新幹線「はやて111号」には乗れず、仕方なく乗り換え口カウンターで後続の「はやぶさ3号」に変更しました。





はやぶさ3号のグリーン車車内から撮りました。

労働者の数がNZと全く違いますね。




 
予定列車に乗れなかったので、仙台駅で伺う予定だった牛タン・レストラン訪問を諦め、レストラン軒先で「牛タン弁当」を購入。

みどりの窓口に伺い、予め「えきねっと」で押さえていたグリーン券を可能な限り発行してもらいました。





その牛タン弁当です。後続の新幹線はやぶさ5号グリーン車に乗っています。
そして右上にはアルコール度数9%もある酎ハイ。

ここからは常時お酒が手元にある状態が続きます。

牛タン弁当ですが、車内で食べるのも美味しかったでっせ。




 
さて新青森駅に着きました。
以前はここまで新幹線に乗りましたが、ここからは未知の領域。

ほんまに楽しみにしていた青函トンネルを新幹線で通ります。

竜飛海底駅、吉岡海底駅を通過し、初めて新幹線で北海道に入りました。

トンネル内の最高速度は140キロに抑えられていますが、お酒の影響なのか速度の遅さは感じませんでした。




 
そして終点の新函館北斗駅に到着です。

寝台列車乗車前後は汗だくだったのに、北海道は寒い寒い。




 
そしてこれが函館駅までのリレー快速車内。

新幹線を下りて、まさかロングシートの電車に乗り換えて函館駅まで行くとは思いませんでした。

JR北海道さんよ、もっと乗客の声を聴くべきなんとちゃうのん?
こんな通勤電車みたいな車内を誰が期待するかいね。

折角の新幹線での北海道上陸が台無し。

やっぱJR北海道はサービスの根本が分かってないし。だから大阪人の取締役を一人入れなさい。それで大きく変われるでしょう。




 
ええよね、こんな貴重なものが安く買えて。

こんなのNZでは絶対に手に入らへんし。








 
そして目的地のいか釣りカウンターに来ました。
イカが不漁と聞いていたので、1尾1000円は超えると思っていましたが、値札をご覧下さい。何と1230円よ。

なので、誰もお客がいない状態。

オマケにイカが小さい事。

これでは旅情も減ったくれもないと思い、ここではイカ刺しを食べませんでした。




  
 
函館駅前の食堂街も健在でした。

昔はここで結構食べていましたが、もっと美味い物を知ってしまい、過去のものとなりました。




 
時間潰しに市場を歩いていたら、テレビで拝見した店があったので店員のにーちゃんと話し込んでしまいました。

気が付けば、あっという間に特急北斗の出発時間が迫っており、会話の途中で失敬しました。おもろい話、おおきにね。




 
慌てて函館駅まで戻りお酒を購入。
ジャパンレールパスを出して改札を通ります。




 
13時51分発、特急北斗13号に乗ります。

183系なので、グリーン車入口は急な坂になっています。通称ハイデッカー車です。売り子さんが大変そうでした。





なので、売り子さんから大量に買ってあげようと意気揚々でしたが、売り子さんの雰囲気がイメージとかけ離れていて、残念ながら協力させて頂けませんでした。

新幹線はやぶさ号は良かったんですけどね。







そして定刻の17時07分、乗換駅の南千歳駅に到着。

早速歩いて直ぐの所にあるアウトレットモールのレラに向かいます。

そこで一杯のラーメンを少し早い夕食にしました。「おおくら山」さんをチョイス。





ラーメン店を選ぶのに時間がかかり、急いで南千歳駅に戻る羽目に。

近くのコンビニでお酒とつまみを買い、本日最後の電車、特急スーパーおおぞら9号に乗りました。17時56分発です。

ところがこの電車、帯広の前後で物凄い上下振動に見舞われます。
ほぼ直線なのに、スキーのコブ斜面とほぼ同様の上下振動が長い間続いていました。

最高速を下げたはずで、まあ台風の影響も考慮したとしても、あの上下動は脱線危機一髪です。

JR北海道の乗車区間で最も危険でした。この会社、もうやる気がないみたいです。新幹線が札幌まで延伸する頃には無くなっているのではないでしょうか。








 
2017年6月2日21時59分に終着の釧路駅に着きましたが、電車を降りるなり、寒風と雨が襲ってきました。半端ない寒さです。
ネットで調べると気温が5度だと。駅前に宿を押さえておいて良かったです。

本州は30度を超える夏なのに、同じ日本でこれだけの温度差は異常です。

早速、念の為に持ってきた分厚いフリースを着こんで釧路の繁華街に向かいます。途中人気は全くありませんでした。
タクシーも暇そう。

遅いので営業している個人経営の店もなく、結局チェーン店の千年の宴さんに世話になりました。

しかし、日本に住んでいないので、それ故に何でも美味しく頂戴しました。

次のページ以降にジャパンレールパスによるJR乗り放題旅行2日目以降をお届けします。












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