実は太陽風と酸素か窒素の衝突発光なんです。太陽から1億5千万キロの距離を数日かけて地球までやって来る風が源。
太陽風は冬季だけやって来るものではなく、一年365日、24時間ずっと吹いていますからね。5~8月は白夜で見えないだけです。騙されないでね。
いやぁ地球に磁場があって良かったですね。月や火星の様に磁場失った星はバリアがないので、有害な宇宙放射線が降り注いでおり人類は宇宙服なしでは生きられません。
そう大気圏に太陽風エネルギーが飛び込んできて初めて酸素と窒素と衝突してオーロラが出現します。どうやら磁場バリアで弾き飛ばされた太陽風が磁力線の切れ間を見つけ、そこから磁力線内に侵入し、地球方向に戻って来るのだそうです。
磁力線は地面から出ているので、その磁力線の高度が低いエリアにある酸素と窒素に衝突。そして5色に光ります。
実は地磁気の南極点は自転軸の中心である南極点から千数百キロも離れた場所にあり、オーロラはそこを中心にドーナツの輪っかの様に出現します。しかも立体的な壁の様に。.
その為にオーロラの輪っか、通称オーロラベルトとかオーロラ帯がニュージーランドの南方海上に常時やって来ており、太陽風の速度が上がりオーロラベルトの幅が広がれば立体的なオーロラを容易に見る事が出来ます。
赤いオーロラは緑色オーロラの直上に出るもので、太陽風と酸素の衝突発光です。
クィーンズタウンのオーロラが色鮮やかな理由は、南半球の絶対的な空気の美しさ故に高度が低くても大気汚染の影響を受けないから。
オーロラベルト直下に行くと、頭の真上に緑色オーロラが広がるが、それが明る過ぎてその上の赤色、紫色、青色は消されてしまう。