サーモスタットの交換

オーバークールじゃぁ!って気付いてから、速攻で整備したのがこれ。だって水温が低いと、VTECが働かないと聞いたもので。案の定、古くなったサーモスタットの気泡抜け穴にぶら下がっている物体が欠如。いつまで経っても冷たい水が循環していたのでした。

注:サーモスタットとは、冷却水の水温に伴って、その水路を開けたり閉めたりする便利な器具で、車には必ず付いています。このサーモスタットに異状を来すと、水温が上がり過ぎたり(オーバーヒート)、小生のように水温が下がり行く一方(オーバークール)などの弊害が出ます。

簡単に交換出来るので、参考にされてみて下さい。

 
 
 
 
ボンネットを開けてみましょう。

作業がしやすいように空気パイプを取り外してあります。次に冷却水を排出し、サーモスタット上部の冷却水パイプを外しておきます。

矢印がサーモスタットのある場所です。
 

 
 
冷却水のパイプを取り外し、3個所のボルトを外すとサーモスタットが露出してきます。
 
 
これがサーモスタットを覆っていた物体。ボルト3個所で留められていました。
古いゴムかすを丁寧に取り去ります。
 

取り出したサーモスタット(左)とゴムパッキンです。

新品サーモスタットと新品ゴムパッキンを取り付ける前に、接地部分の古いゴムかす等を奇麗に取り除きます。

新品サーモスタットと並べて、熱いお湯の中に入れてみたら、正常に作動していました。やはり気泡抜け穴が貫通していただけのようです。 
 
 
 
新品サーモスタットを取付け、冷却水ホースを元通りに取付けます。勿論、新品冷却水を入れ、空気抜きをして終了。漏れが無いかを点検する。

以上、必要経費はサーモスタットとゴムパッキン、クーラントの3点のみ。 




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