日本
その2


2017年6月3日(土)になりました。

そろそろNZとの時差ボケも治りつつ、釧路で泊まったホテルの無料朝食を食べます。全部宿泊費に含まれています。





泊ったのが釧路駅から徒歩1分のスーパーホテル。
大浴場があって助かります。





この日のトップバッターは8時57分発の網走行き快速しれとこ号であります。
3時間の長丁場なので、朝からお酒とつまみを買い込んで準備バッチリであります。







車内はこんな感じ。
JR北海道によると、この釧網本線も赤字路線で、近い将来に廃止する対象筆頭候補だそうで、その前に乗車であります。





始発の電車なのに、窓はこれだけ汚れておりました。
まあ毎日洗車するわけではないと思いますが、それにしても空気が汚れている証拠で、出来れば北半球では深呼吸はしたくないですね。

釧路湿原を撮ったつもりです。





網走駅には11時53分着で、その42分後には復活特急大雪4号に乗るので、手早く済ませられる牛丼を食べます。

前回来た時は、こんなハイカラな飲食店はありませんでした。
ついでに瓶ビールも飲みました。




 
急いで昼食を済ませ、駅に戻る前にコンビニでお酒とツマミを買います。
特急の出発まで数分しかありませんでした。




 
始発の網走駅では撮影出来なかったので、スィッチバックをする途中の遠軽駅で撮りました。
停車時間が長いので。

先頭車も最後尾も通常の183系で、残念ながらスラントノーズ車は連結されていませんでした。









乗車人員は小生を含めて6名。

復活特急にしただけで乗車率が上がるんです。これが旅情というものでっせ、分かりまっかJR北海道さんよ。

リレー快速にロングシートを選らんでいる場合やありませんで。







16時19分、旭川駅に到着しました。
私が知っている旭川駅とは全く違い、見違えるような美しさです。

有名特急が集まる様なので撮ってみました。

旧スーパー白鳥も特急ライラックで復活してくれて、グリーン車で旅をする海外旅行者もさぞかし嬉しいですよ。







駅前ではブラスバンドの大会があったようで、結構な迫力で演奏されていました。

しかし、駅の外観ですが、新幹線の駅みたいになってますやんか。
新幹線の来ない旭川駅がこんなに先行しているのに、新幹線がやって来る札幌駅はまだ何処にホームを作るのか決まっていない。

これって頭いいですよね。札幌延伸時についでに旭川まで新幹線を伸ばしてもええんとチャイますか。





駅舎内もいつでも新幹線に対応出来そうな感じ。

なのに札幌駅は新幹線のホームを作るべき場所にエスタだ大丸だ、駅ビルだを作ってしまい、未だにホームの場所が決まっていない。
残念だがJR北海道は2030年の新幹線開業時に存在していないものと思っています。

この旭川駅舎も被害を受けるかも。








次の稚内行き特急まで4時間弱もあるので、余裕ぶっこいて電車なんて撮ってます。

緑に青色の車両が旭川駅のデザインにフィットしてます。




 
さて腹が減ったのでまたラーメンです。エキナカの幸楽苑さんで頂きました。

そろそろ20時06分発の稚内行き、特急サロベツ3号に乗ります。





特急サロベツ3号で終点の稚内に近付いてきた時に乗車率を調べようと思い車内を散歩してみました。

しかし、この有り様です。バスに負けているとの事。

やっぱり料金でしょうか。小生は個人的に運行ダイヤに問題があると思います。
稚内に来る人々の多くは利尻や礼文島に渡ります。

その船に合わせて稚内到着を考えていない印象。

やっぱりJR北海道は取締役にもっと融通の利く人間を入れるべきだと思います。






徹夜で月明かりに浮かぶ利尻富士を撮るつもりでいたのですが、結局何も見えない悪天候。しかも気温は限りなく氷点下に近く、南稚内駅近くの宿で鱈腹寝ました。

朝になっても何も見えず、やけくそで11時開店の「へそまがり」さんに伺いました。






朝からこの度最大の贅沢を堪能しました。

焼酎をロックで4杯も頂いて13時01分発の特急サロベツ4号に乗り込みました。






そのサロベツ4号で座ったグリーン座席です。お客様は小生とあと一組のご夫婦と思われる男女だけ。

指定席もガラガラでした。




 
南下するにしたがって天気が回復し青空も。延泊が出来ない行程なので仕方がありまへんわ。

この日は札幌に泊まり、噂の「ジンギスカン」で有名な店に伺いましたが、残念ながらNZに住んで良質な羊肉を頻繁に食べている小生にとっては落第点を出さざるを得ませんでした。

NZの羊肉は比較に出来ない程の良質なものです。実際にこちらで召し上がって下さい。






6月5日(月)になりました。札幌駅を6時53分に出発する特急スーパー北斗4号のグリーンに乗車し10時22分に新函館北斗駅に着きました。
261系だったので座席も綺麗で熟睡してしまいました。

さて新幹線はやぶさ18号に乗り換えるのですが、時間が27分もあるので、周辺を撮影してみる事にしました。








改札横にキオスクもあり助かります。






大変きれいな作りです。






駅前はまだこんな感じ。





新幹線が札幌まで延伸されるまでの命だと思いますので、さほど手を出す価値はないでしょうね。

九州新幹線の新八代駅と同等の運命になるでしょうね。




 
駅舎に隣接している観光交流センター別館に寄ってみました。
流石に27分の乗り換え時間中に伺っているので、ゆっくりと出来ませんでしたが、ここでもイカ釣り+刺身を食す事も出来ますよ。

函館駅周辺に行けない方はどうぞ。






そのはやぶさ18号グリーン車内です。

ジャパンレールパスの価格だから味わえる贅沢であります。





そしてその座席。
普通車との違いは如何でしょうか。




 
同日12時45分に盛岡駅に到着。次の電車まで1時間50分あるので、後ろからやって来た秋田新幹線のこまち号とのお決まりの連結シーンを撮影。

新幹線が札幌まで開業するであろう2030年時でも、はやぶさ号とこまち号の連結は続いているのでしょうか。
1分でも早く札幌駅に着きたくて、盛岡駅以北や青函トンネルの速度アップを計画しているのですからね。

正直北海道新幹線にお客様を飛行機から引っ張って来るには、この連結は邪魔やと思いますけど。何とか考えといてんか。





そして11年ぶりに盛岡冷麺を味わいに駅前の店に。

焼き肉とのセットを注文してしもうたやんか。でも美味かった。




 
そしてE6系秋田新幹線車両のグリーン車初体験であります。

やはり狭く感じます。





16時08分に秋田駅に到着。
しかし、この色、中々好みであります。





秋田駅は依然活気がありました。
バスケも強いし、他の街よりも元気でしたわ。

もしかして、14歳以下の人口比率が高いですか?





そしてよせば良いのに、日本海側を下って富山まで移動します。

このいなほ号のグリーンに乗る為です。





これがそのグリーン車。

超ゆったりの座席配置。JR東日本には有り得ない内容に正直驚いております。

やれば出来るやん?





 
田植えを終えた中に鳥海山がまだ雪を頂いています。





そして日本海に沈む夕日です。車窓から撮れます。

思ったほど赤くならず、この日は低気圧によって掃き清められて、空気が一瞬だけ綺麗になった模様。

そうでなければ、ほんまはもっと赤くなりますからね。





特急いなほ14号は定刻の20時07分に新潟駅に到着。

13分の乗り換えでMaxとき348号の2階建て車両に乗り込みます。これが最後のE4系乗車になった事でしょう。

在来線の特急しらゆき10号を追いかけています。





22分後の20時42分には長岡駅に着き、20時54分発の特急しらゆき10号に乗り換えます。初めて乗る特急です。

グリーン車の設定がないので普通車乗車になります。この電車で上越妙高駅まで1時間8分の乗車です。

手前の直江津駅までがJRの管轄ですが、その以南、上越妙高駅までは「妙高はねうまライン」社の管轄になりますので、乗車料金と特急料金の合わせて500円弱を改札で払いました。





そして22時17分発の北陸新幹線はくたか577号に乗る為に新幹線ホームにやって来ました。
乗客は10名にも満たない時間帯ですが、まさかこんな日本海沿線にほんまに新幹線がやって来るなんて。

小学生の時に全国整備新幹線の路線を描いた事を思い出しました。

40分の乗車で本日の宿泊地である富山駅に着きました。
日本海側を秋田から富山まで電車移動してみましたが、私が子供の時は特急「白鳥」号が大阪駅から青森まで運行されていました。

その一端を今は新幹線が担う時代。将来はどうなっているのでしょうね。




 
E7系新幹線はくたか号のグリーン車です。
流石に夜遅く、何方も乗ってまへん。

翌日に続く。












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