アルベロベッロ
Alberobello





2017年6月20日(火)、マテラ駅からご覧の私鉄に乗り、乗り換え駅のバーリ Bari に降り立ちました。

速度は遅いですが、景色を見ながらだと丁度良い。
列車は近代的な作りで、何ら問題ない。

ところがアルベルベッロまでは別の私鉄。この鉄道駅プラットホームに切符販売が何処にあるのか全く分からない。
鉄チャンの小生でも分かり辛かった。

国鉄の駅に隣接しているのは知っていたが、何処にも切符売り場が無い。
乗り換え時間は30分しかないが、あっという間になくなって来た。






仕方がないので国鉄駅にいた警察官に英語で尋ねると、10番線だと教えてくれた。そう国鉄駅の一部を使っているというのだ。

しかしだ、10番線に荷物を持って上がり、予定列車を探すが何処にも表示されていない。
時間は刻々と減っているので、再度地下道に降りて、今度は国鉄駅の南側まで突き抜けてみた。

それでも見当たらないので、西側にあるもう一つの地下道を通って駅の北側に出た。
英語の分かる違う方に聞くと11番線だという。警察官の嘘つき。

向かうと万事判明。予定便が15分も遅れているのでゆっくりと切符も買えた。
喉が渇いたので、再度駅南側に出てスーパーマーケットで大きなペットボトルの水と飲み物を買う。

これが功を奏する事となる。





1時間30分弱でアルベロベッロ駅に着いたが全身汗だく。

何と乗車した列車はめっちゃ古くて冷房が付いていなかった。最初の1時間は乗客も多く、窓を開けていても全く風が通らない構造。
しかも外気温は35度。

脱水症状を発病しかけており、駅前で買っておいたペットボトル水分が役立った。
さあ宿の受付時間は20時までや。急げぇ。





ホンマにギリギリでチェックイン出来たのだが、何とグレードアップされており、スイートルームだという。わお。

受付の建物から歩いて数十メートル。一軒家全てが小生の部屋だった。わお。

Trulli and Puglia Resort がそれです。サン・アントニオ教会の直ぐ手前です。





リビング、でっかい。





その奥の寝室。

ここにもエアコンが付いている。





その奥の扉を開けると中庭があった。





これがシャワートイレ室。ここもとんがり帽子の屋根。

列車内で汗だくになったので、早速シャワーを浴びたっす。





最後はリビングの上にあるロフト。とんがり帽子の屋根の中に位置している。





これが典型的なとんがり帽子。アルベロベッロ独特の屋根。
夕暮れが近付いてきたので出動。

石を積み上げているだけでは建物としては認められない法律があったために、このとんがり帽子の屋根は接着剤や緩衝剤が一切使われていないらしく、税金免除になったらしい。

頭が良いのか、それともただ単にずる賢いだけなのか。





三脚は要らないだろうと思い、手持ちで撮影。

これからこのとんがり帽子の屋根を撮りまくります。





とんがり帽子屋根を何処から撮るのか悩みながら夕空の中で早歩き。

空に写っている黒いのは燕。センサーのゴミとちゃいまっせ。





駅方面に戻るとこんな感じで撮れる。






もうす少し駅方面に戻り、とんがり帽子屋根群の中を歩いていると、親子と思われる二人がホッコリしてはりました。






何処にレンズを向けてもとんがり帽子だらけです。暫くお付き合い下さいませ。





街を分断する道沿いに戻って来ると、そろそろ日没の時間。

雰囲気の違う写真が撮れ始めました。





石畳の道路、いやほぼ階段が上に続きます。





夕空に多くの燕が飛んでおり賑やかだった。





このショットは我ながらええ感じで撮れましたなぁ。





駅から宿に向かった時は荷物を転がしていたので違う道を使ったので、この階段道路を使って宿に戻り始めました。





そろそろ空が青くなって来ました。





徐々に宿に近付きます。





駅から荷物を転がして来た時は、この左のアスファルト道を使って来ました。

宿の近くにある土産物店だが、屋根の上まで電飾されていました。





階段を下る時はこんな感じ。




 
サン・アントニオ教会に向かって登っていきます。
青い空が始まっています。




 
灰色の屋根と白い壁だけの街なので、土産店の色が目立ちます。




 
最近のカメラは被写体が暗くても良く写りまんなぁ。




 
途中白人の紳士の後姿を借りました。

被写体は明日寄る予定のサンティ・メディチ・コズマ・エ・ダミアーノ聖堂。





 
宿前を通り過ぎ頃に最も青い空の時間帯となりました。




 
とんがり帽子屋根もこの教会前で終わり。
サン・アントニオ教会前に多くの観光客が集っていました。




 
最後に宿の前で青い空と一緒に撮って夕食にしました。

今日の夕食は大変早いです。





 
選んだのは、宿の直ぐ近くにありレストランにしました。




 
前菜を撮ったのですが、この後に蚊の攻撃を受けてしまい、メインもビールも撮るのを失念しました。

でも生野菜にモッツァレラチーズを添えるなんて、やっぱりイタリアでんなぁ。




 
2017年6月21日(水)になりました。
今日は最終訪問地であるベニスに向かう日。

15時過ぎの電車に乗り、LCC機に乗り継ぎますので、結構ゆっくり起きました。

もう手洗いで洗濯をする必要もなかったし、夕食も早く済んだし、宿に戻った後は手持ちのミネラルウォーターをショットグラスに製氷しておいたので、そのまま上から黒霧島を注いで飲んでました。




 
さて朝食を食べてチェックアウトをして撮影に出発です。




 
10時ギリギリでチェックアウトしたので、既に通りには人が一杯。




 
人通りの少ない通りで下っていくと、またまた違う景色が広がってました。




 
この日も晴れ。6月のギリシャ、南イタリアは晴天率ええよ。

撮影枚数、もう大変よ。撮り過ぎやろ。




 
もう説明は要りませんなぁ。まあもう少しお付き合い下さいませ。





少し歩いてサンティ・メディチ・コズマ・エ・ダミアーノ聖堂にやって来ました。

中身は大した事ありませんでしたので、さっさと戻りました。




 
そこで日本人のヨウコさんのお店に伺ったところ、店主のヨウコさんと会う事が出来まして、屋上に上がらせて頂きました。

目の前で石の積み方を観察出来ました。塩を購入させてもらいました。時間が無くてすみませんでした。




 
さて移動です。荷物を転がして駅までやって来ました。
前日と同様に冷房が無い電車だと困るので、念の為に大きなペットボトルに満杯の水を用意しておきました。

ところがめっちゃ快適な冷房車でした。ところが切符の機械が壊れており、皆さん車内で車掌から買うつもりで待っていたのですが、列車が到着するなり車掌がこの駅から乗車するお客さんを全員下車させて、駅構内のカウンターに誘導。

そこで切符を発券する始末。当然遅れて出発したのだが、バーリ駅には定刻に着きました。少し頑張ってくれたみたい。












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