F-1オーストリアGP

ピットウォーク



2014年6月19日(木)。ハルシュタットを出発した後は途中駅で荷物をコインロッカーに預け、4本の列車は予定通りに連絡して現地に入りました。Knittekfeldという駅が最寄で、そこからサーキット付近まで行くバスを期待していたのですが、時間になってもバスはやって来ず。

結局、同様に集まったメンバー6人でタクシーを拾う事に。6人ははイタリアから親父さんと息子さん、ベルギーから若い男性、イギリスから男女カップル、そしてニュージーランドからの小生。バン型のタクシーでサーキットまで来たのは良いが、キャンピングをする皆さんの入場で大渋滞。結局、入口から1キロほど離れた所でタクシーを降り、そこからは徒歩。

そしてピットウォーク入口に来てみるとこの有様。この状態で1時間以上も足止めが続き途中で患者も発生。救急車が来てしまう始末。レッドブルリンク・サーキットの不手際の始まりであります。この後も不手際は続きます。


 






ピットウォークの入口は第1コーナー奥のイベントコーナー付近で、入場すると急な坂道を下っていきます。複合コーナーなのでかなり大変そうです。ブレーキングしながら上に突き上げられ、そして右に曲がるのですから。

人数限定のピットウォークですが、どう考えても入れ過ぎです。3枚目をご覧下さい。既にピットレーンも満員です。そしてこの後に2回目の大渋滞が始まります。

 

 




入場までに患者が発生する状態だったのに、ピットレーンへの入場もご覧の通り。表彰台付近からチームのピットが始まるのですが、いきなりそこに大多数が目的にしているレッドブルチームがあり、殆どの人間が撮影の為に微動たりとも動かなくな状態。これで上手くいく訳がありません。

何故入口をここにしたのか素人でも予測出来まっせ。とにかくサーキット側のお粗末に呆れ果てる次第でした。絶対に入口を反対側にするべきでしたね。

 

 


これがレッドブルチーム前の状況です。一脚を伸ばして、その先にデジタル一眼を取り付けて撮ってみました。

誰か有名な人間がいるわけでも無く、単にピットレーン内を撮るだけの為に誰も動かないわけです。


 






撮れた写真はこの様なまあ他愛の無いもので、他のグランプリに比べると大した催しでは無かったと思います。他のGPだともっとレーサーが既にピット内でスタッフと話をしているシーンや、取材の為に呼び出されているシーンを見かけるものです。

でも誰もいませんでした。チャンチャン。


 




ピットレーンの混み具合は尋常ではなく、下位チームの前に来る頃には終了時間が迫っており、この様に2人のドライバーが出てきていました。マックス・チルトンとマーカス・エリクソン。

 

  




地獄のピットレーンから離脱し、振り返ってみるとその凄まじさに開いた口が塞がりませんでした。ここのピットウォークは改善が無い限り2度とごめんですね。

深呼吸をしながら第1コーナーまで戻ってきてロングストレートを撮ってみました。F1の為に1コーナー縁石外側は綺麗になっていました。





そしてこの日は駅までの帰路で再度イタリア人親子が乗るタクシーに出くわし、一緒に鉄道駅に。その後、ほぼ毎日顔を合わせるまでになりました。この車が速く走れるように祈りながら、GRAZグラーツという駅まで電車に揺られながら戻りました。






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