バルト海フェリー
Baltic Ferry
 


2016年6月10日(金)の午後、この列車の出発駅であるポズナンのタクシー運転手による遠回りの影響で、タクシー下車後2分でコインロッカーからスーツケースを取り出し、そして離れた所にある特急用のホームまで走り続け、何とか間に合った事がありました。

ポズナンという街も狭苦しくて、そしてタクシー運転手の横暴により一気に嫌いな街に昇格。ともあれ、予約済みのフェリーでスウェーデンに渡る為に乗った最終列車に間一髪で間に合いました。

列車名EIC1805号であります。途中までちらほらあった乗客も、ご覧の通りで1等車座席には私しかいない状態に。





清潔感たっぷりの座席ですが、もしこれが出来るのなら5日前に乗ったワルシャワ行き寝台特急の風呂場を何とかしろ・・・と言いたい。そしてその時の車掌も。





ポーランドを代表するEIC特急なので、食堂車、ないしはバーカウンターがあるとネット検索では書いてあったのだが、走行中の列車内を全部歩いてもありませんでした。

そこで女性車掌に尋ねると、担当スタッフが乗っているだけで、カウンターもないのよ!と言われ、スタッフを座席まで派遣すると言って下さった。
早速食べられる物を尋ね、2つ同じのものを頼んだ。アルコール販売はなかったので、ジュースを頼んだ。





列車は定刻の21時31分にフェリーが出発するSwinoujscie シフィノウィシチェ駅に着きました。これから歩いてフェリー埠頭に向かいます。

再び北上した事から気温が下がっており、ジャケットなしではきついです。6月初旬でもまだ春先の気温だと思って下さい。





乗降客は殆どおらず駅前も閑散としています。そんな中、スーツケースを転がしている方もちらほらあります。同様にバルト海をフェリーで縦断されるのでしょうか。





駅から約700メートル歩くとフェリー埠頭に着きます。フェリー出発まで45分程度なので、既にチェックインが始まっていました。





ただ同じフェリーに乗る方はこの男性と小生だけで、その他大勢は違う会社のフェリーに乗られるようです。

Unity Line社のフェリーにてスウェーデンのYstad ユースタードを目指します。





搭乗開始です。乗客2名にスタッフ2名です。私の左隣りに女性スタッフが一緒に歩いています。





早速乗船です。深夜便なので割安の内側部屋にしました。窓がないので安いです。
しかしご覧の通りの2人部屋なのですが、安かったのでシングルユースにしました。

これでゆっくり眠れます。





バスルームも結構大きくて、一晩だけのクルーズでは勿体ない気分でした。




 
シフィノウィシチェ港を出たのが22時30分で、直ぐにバルト海に出ます。お陰様で天気予報が大外れの静かな海になりました。

早速甲板に出て三脚を立てての長時間露光を行います。船の名前がMAZOVIA号というらしいです。
かなり寒いので、フリースジャケットを着込んで頭部をフードで覆っています。




 
撮影も一段落し、船内で遅い夕食を食べます。白いご飯がありませんが、結構安くて助かりました。

ビールをあと一本買って部屋に持ち込み、急いでシャワーを浴びて飲み干しました。あとは目覚ましが鳴るまで爆睡でした。
個室寝台の料金は100ユーロ位。酒もたばこもしないし、女性も奥さんだけにして、6月の休暇旅行で一気に使います。















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