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私の住むクィーンズタウンはNZの南島のかなり南部に位置し、北半球に向かうにはまず北島最大の都市であるAKLオークランドに出なければなりません。降雪などで飛行機が遅れる可能性もあるので、午前中のフライトでAKLまで移動。
そしてそこで約8時間を過ごしてNZ時間の20時に写真のフライトでYVRバンクーバーに向けて出発しました。ボーイング777型機です。アメリカ経由だと全ての荷物が開封される可能性があり、F1を撮るための超望遠レンズの盗難も怖いので、わざわざYVRまでの13時間15分のフライトを選びました。
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YVRバンクーバーで約2時間のトランジット中に空港無料WIFIを使ってノートパソコンでネットを楽しみました。
そして次のフライトはFRAフランクフルト行きのLHルフトハンザ航空のボーイング747−400型です。いつもD席をリクエストし、いつでも席を立てるようにしています。
白夜じゃなければ窓からオーロラも撮れるでしょうが、この日は6月11日なので9時間40分のフライトはずっと白夜の中を飛ぶのでオーロラは無理。いつものD席に。
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これが白夜のグリーンランドです。オーロラは気温に関係するのではなく、夜が長いか短いかです。白夜では一日中昼間なのでオーロラが見えないだけ。
地磁気北極の直ぐ近くを飛んだのですが、この場合だと向かって左の窓ではなく、右側窓の方がオーロラを見やすくなるでしょう。
白夜以外の時期はオーロラを見るための窓側の座席をキープして下さいませ。
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さてFRAフランフルと空港に着きました。ここでは最終フライトの出発まで4時間20分もあるので、第2ターミナルまで移動し、同時にドイツに一度入国しての展望テラスに行きました。そこでF1を撮るために持参していた望遠レンズを取り出して、時間ギリギリまで撮影しておりました。
写真はボーイング747−9型です。400型が引退する中で、この9型は2階部分が良い長くなっています。
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そして最後のフライトはクロアチア航空で1時間50分。目的地のDBVドゥブロヴニクに到着です。機材はエアバス320型です。
2014年5月の大雨で少なからず影響を受けたクロアチアでしたが、私の滞在中は毎日好天に恵まれ撮影もはかどりました。
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市外まではバスで20数分。アトラス社のバスがクロアチア航空の到着に合わせて待機してくれています。その前にクロアチアの通貨であるクーナを手に入れなければなりません。いつも通りATMにクレジットカードを入れてのキャッシング作戦。レートはさほど良くありませんが、NZドルの現金を換金してくれるわけも無いので仕方がありません。
さてバスは運転手の直ぐ後方座席に陣取り、早速デジタル一眼でのハイビジョン撮影開始であります。
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空港到着が17時で宿で落ち着いたら既に19時を過ぎていたので、昼間の撮影は翌日以降にし、初日はワールドカップサッカーの開幕戦を見る群衆も期待しての出撃でした。相棒の中型三脚も一緒に。
大理石の地面は雨天時にどれだけ滑るのか・・・と思われるくらいピカピカでした。全て城壁内の景色です。
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さて予想通り、クロアチア・チームのユニフォームを着た群衆が集まりだし、教会奥の大スクリーンに映し出される開催国ブラジルとの開幕戦を見る皆さんに出会いました。
気温も高く、ビールもかなり美味しいし、クロアチアが先制点を入れた途端、地響きの様な騒ぎが起こりました。しかし、その後3点を奪い返されて撃沈。日本人主審の西村さんを攻める集団と変わりました。
日本のユニフォームを着ていた私は、それでも危害を加えられる事はありませんでしたが。
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結局、空港到着から何も口にしないで撮影していたので、流石に腹が減ってしまい、気が付いたら寿司と海老の天ぷらを初日から食べていました。
こういう場合、多くが物まね和食なのですが、ここは割烹経験者がシェフをしているので、かなりええ感じでした。
名前は OYSTER&SUSHI BAR "BOTA" といいます。大聖堂の奥の階段を上がって左手です。
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さて、ワールドカップ開幕戦が終了したのが午前0時頃で、流石に42時間の移動と7時間近くの撮影で疲れたので、この快適なお宿で寝ました。
名前は「Guest House Tomasi」。いつものBooking.comを使って予約したものです。
要塞内にあり、一枚目の写真の通り少し階段がありましたが、まあ23キロのスーツケースくらい肩に担いで運びました。もう若くないのでこんな事、いつまで出来るのか知りませんけど。
コンロ、湯沸しポット、冷蔵庫もあり、ピレ門から5分もかからないし、何せ直ぐ下にコンビニがあり3日間とも通いました。朝食、お酒、水、何でもそこで買いました。
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