アドリア海の真珠・ドゥブロヴニク
3日目


城壁巡り



2014年6月14日。予約したバスの出発時間が14時15分なので、宿のチェックアウトを11時にしてもらい、朝一で要塞の壁の上を歩く事にしました。朝一は先頭で入口に並び、午前8時の開場と共に急な階段を登ると、こんな景色が広がってきます。

手にはデジイチ2台と三脚。城壁の通路は細いので、三脚は広くなった所で使いました。やや逆光気味なので、出来れば反対側から順光で撮りたいのと、チェックアウト時間も迫っているので急いで歩き出しました。


 


これがピレ門に元も近い城壁入口を利用した時の「最初の階段」であります。この様な階段が至る所にあるので、写真を見てギブアップした方は無理です。撮影しながらだと約2時間はかかりますからね。

 

 


殆どの方が反時計周りで歩いておられますが、他の2ヶ所の入口から歩き始めた方の中には時計回りの方もいて、正直こんなに細い通路ではすれ違う事も困難でした。
写真の右手が南でそろそろアドリア海が綺麗に見えてくる頃です。入口から数分の所にあります。

 

 


海側に出て来ました。目が引き付けられたのは、まさに海に入ろうとしていた老人でした。スッポンポンになって泳ぎ始めたではありませんか。写真ほぼ中央で泳いでいる人がそれです。毎日、この時間に泳いでいる感じがしてなりません。

と思って眼下を見たら椅子とテーブルが並んでいるではありませんか。これが噂の「アドリア海を独占出来るカフェ」でんなぁ。時間がなかったので行きませんでしたが、ここで冷たいビールを飲むのも悪くないでしょう。

 

 






午前8時だというのに既に気温が30度に近く、1枚目の写真左端に見える店で冷たいものを買って休憩している方が続出。自分は2時間以内に周って写真も撮ってと忙しいので通過しました。

 

 


さて順光で撮れる場所まで来ましたが、下で撮っても大して変わらない景色だったのでほぼ素通りでした。気象衛星の写真では雲が接近していたのでここでもスピードアップ。


 




海と反対側にやって来ました。城壁の一番高い所に向かって歩を進めると、城壁内が一望出来る場所にやってきます。かなり暑いですが、もう3日目なのでかなり慣れました。この後、宿をチェックアウトして写真右端の要塞に登ります。


 


海の美しさはカリブ海が一番凄かったので感動もそれなりですが、市場に並んでいる魚介の豊富さは大したものでした。良い漁場も漁師も永遠に続いて欲しいものです。


 


最後に城壁とアドリア海を見ながらシーフードリゾットとビールで仕上げました。予報通り雲がやって来てしまいましたが、後はバスに乗って次の街に移動するだけなので、何とか好天に恵まれた滞在となりました。

荷物を預かってもらっている城壁内の宿に戻り、ピレ門横から1Bのバスで長距離バス停に向かいます。


 




長距離バスターミナルは街の反対側にありますが、売店もトイレ(勿論有料)も揃っています。待合室は冷房も無く座席数も少ないのですが、事前のバス券購入で指定席をもらえるので並ぶ必要も無く、直前まで撮影に勤しんでおりました。

14時15分発のスプリット行きバスはPROMET社の4列シートでした。さほど混んでもおらず、隣は空席で広々と使えました。約4時間30分のバス旅です。 

2014年6月12日の17時に空港入りし、14日の14時15分までの約45時間の滞在だったドゥブロヴニクにお別れです。






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