首都ザグレブ

ここも夜景だけ



2014年6月16日。プリトヴィッツェ湖群公園のバス停からクロアチアバス社を利用して、2時間強で首都ザグレブの長距離バスターミナルに着きました。バス内は満席で、小生は一番後ろにある5人掛け、その一番右端に乗って2時間、思い切り寝ておりました。

相変わらずスーツケースを預けるだけで7〜10クーナほど取られますが、一番大切な撮影機材が入ったカメラバッグだけは寝ていても抱えておりました。あっという間に着いたので助かりましたが、鮨詰め状態の車内は苦痛でした。


 


バスターミナルからは当初路面電車の利用を考えていましたが、そう言えばGoogleのストリートビューでチェックした時、ホテルに向かうまでの壁に描かれている落書きのレベルが高い事を思い出し、スーツケースを転がして約1.5キロを歩く事にしました。

これがその落書きですが、やっぱり路面電車に乗れば良かったかも。

 

 


駅前のホテル・セントラルにチェックインし、溜まっている洗濯物を洗おうとセルフのコインランドリーの有無を尋ねたら、ここでもないと言われ、結局時間を使って洗面台とシャワー室で選択をする羽目になってしまいました。

結局、撮影に出撃したら21時30分になっておりました。翌朝は午前6時20分の電車の乗らなければならないのに。クロアチア旅行は手間がかかります。写真はそのザグレブ中央駅です。

 

 


ここでも路面電車を使わず、ザグレブで最も賑やかなイェラチッチ広場まで撮影しながら徒歩で向かいます。月曜の夜なので人通りもそれなりですが、時間はもう22時なので当たり前か。


 




広場までは殆ど公園の側を歩くのですが、その公園がライトアップされていたので思わず入ってみました。ここでもカップルの姿はまばらで、若者の集団が大人しく遊んでいる姿が見られました。


 




さてイェラチッチ広場に着きました。サッカーワールドカップの期間中なので、大型スクリーンと合同飲み屋が広場を占領しておりました。この時間帯にクロアチアの試合は無かったみたいです。開幕戦で主催国ブラジルと戦ったのが12日だったので、もしかしたら2戦目の日かとビビッておりました。

結局2戦目のカメルーン戦は18日だったので、2日ほど早かった模様です。カメルーン戦は4−0で勝ったので、この広場はとんでも無い状態で盛り上がった事でしょう。


 


路面電車もラッピング塗装され、盛り上がっていました。小生は夕食がまだだったので、背後に10クーナ(約NZ$2=180円)で大きなピッツァを売っている店があり、かなりの人気。迷うことなくそれを選びました。


 
 

それでも撮影が続き、謎の東洋人が深夜の街で三脚を立てておりましたとさ。時間は10分ほどで23時になろうとしており、テレビの無い店ではご欄の通り、誰もいません。液晶テレビがある所は儲かっているみたいでした。

 
 


その後、宿に戻りつつ撮影を続けたのですが、最後に駅前の公園で30秒露光をしてみました。見た目は真っ暗ですが、駅舎からの微かな光に浮かび上がったアートパビリオンです。近くの芝生でビールを飲んでいる男女グループや、オッサンの一人歩きと思ったら犬の散歩。

そんな和やかな首都の夜でした。この後、部屋で洗濯を続けてドライヤーで乾燥させて寝たのは午前2時過ぎでした。電車に乗り遅れないように目覚まし時計を2つセットしておいたのは言うまでもありません。






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