モディカ
Modica
 




2017年6月14日(水)の夕方になりました。と言っても北半球は夏。まだまだ陽が高いです。

そんな中、NOTO ノートという街を出発し、Googleマップのナビ機能を使いながらモディカという街までやって来ました。

早速狙っていた場所にレンタカーを停めて三脚を立てます。





どないですぅ?これを撮るためにわざわざやって来たのですが、なんだか芸術性の高い景色だと思いませんか。

今回はこんな景色ばかりを集めて旅を組み立ててみました。この後のイタリア南部のマテラやアルベロベッロなんかも、そんな感じです。





そしてこれが街のシンボル、サン・ジョルジョ教会。
1600年代にあった2回の震災の影響で倒壊。現在の建物は1738年再建のバロック様式。

写真を撮っていたら大きな観光バスもやって来て、白人の添乗員が撮影の邪魔をします。とにかく白人の女性は気が利きまへんわ。NZとおんなじ。


サン・ジョルジョ教会に向かおうとGoogleマップを操作しますが、どうも様子が変です。拡大しても解像度が上がりません。

ナビを立ち上げるも、全く解像度が上がらず、このままでは道が分かりません。仕方がないので、動物的勘で運転します。





すると街中まで下りて来たみたいなので、ここでは手持ちでペンタのK-3Ⅱを操ります。





ご覧の通りで、車を停める場所が殆どありません。仕方がないので、撮影の間だけ二重駐車です。

目の前に登るべき斜面が見えてきました。道順は全く分かりませんが、たまにはこんな運転もええ感じです。





来ました来ました、サン・ジョルジョ教会。少しバックして2か所だけ駐車可能な隙間を見つけます。

その後に撮影機材を担いで徒歩で参ります。





早速撮影です。

とにかく天気が良いのでラッキーでした。まあ6月のギリシャと南イタリアは天気が良い事で有名ですから、もし梅雨で滅入っている方がいたら、どうぞ地中海に飛んでみては。






振り返ってみると、先ほど景色を撮った対岸の丘が見えていました。

太陽光の加減も計算に入れて街の訪問順、いや旅の行程まで考えるんですよ。旅行会社主催のパッケージツアーや、添乗員同行の団体ツアーに参加していては、こんな事は実現出来ません。

まあ、自分で運転しなければなりませんが。





階段を下りてレンズも変えて撮ります。

撮影時に液晶で見た写真が気に入っても、帰国後にパソコンのモニターで見ると全く気に入らない写真になってしまう事があります。

それを防ぐには、色々な角度やレンズで同一被写体を撮っておくべきですね。またRAWで撮っておけば、後々の画像処理が楽なので、絶対にRAWでも撮っておきます。

因みに今回の写真はソニーのアクションカムFDR-X3000、ソニーのコンデジRX100マーク2、スマホ携帯、そしてメインがペンタックスのK-3Ⅱと4台のカメラを使っています。




平日の夕方なので、人の姿もまばら。ここぞとばかりに教会に入場しました。

ご覧の通りで、入場して正解。美しい内部です。





宇宙戦艦ヤマトというアニメ映画にドップリハマった小中学校時代。2作目のさらば宇宙戦艦ヤマトでは、敵の白色彗星テーマ曲をパイプオルガンで演奏します。

それ以降、教会に入ると必ずパイプオルガンを探してしまいます。この教会にも立派なのがありました。




 
教会内に入る時は大体「戸外が暑い」時が多いですね。

大理石で造られている事が多い教会は、その内部が天然の氷室みたいなもので、結構涼しいんですよね。

さて午後6時が近付いてきました。十数キロの所に本日の宿泊地であるRagusa ラグーサがありますので、そろそろ出発です。

所が、Googleマップが全く動きません。このままではナビも使えません。さてどうなりますやら。












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