モシュナ城
Moszna Zamek
 


2016年6月6日の夕方になりました。
Opole オーポレ駅で特急を下車し、予定通りに駅前のバス停群にやって来ました。しかし、バス停が16レーンもあり全くどれに乗って良いやら分かりません。

そこでバス案内所兼、休憩所にやって来ました。係りの方にモシュナ城までに乗る2つのバスの、その一つ目がどれになるかを質問するも、乗り換えるバス停に行くバスがどれが分からないと言い出します。

彼女もその辺りにいる3~4名のバス運転手に聞くも、そんなの知らないと。
小生は、彼らのホームページでオーポレ駅からモシュナ城までのバス時刻とその路線を印刷しており、それを見せるも誰も知らないと言います。

バスの出発時間の16時30分が刻々と近付いてきます。仕方がないので、全てのバス停の行先案内を見ますが、それに該当するバスが全くありません。間違いなくオーポレ駅からの出発なのです。

そして無常にも全てのバスレーンを確認しますが、見つけられませんでした。印刷物にバス停の地図も描かれており、間違いありません。

結局、タクシーをチャーターする事になり、べらぼうな料金がかかってしまいました。バスだと350円程度の所、なんと6千円もかかりました。でも仕方ありません。45分間も探して見つからなかったのですから。





まあ35キロ強も乗ってタクシー代が6千円っていうのは安いのかも知れません。やっと到着しました。

重厚な壁に覆われた御殿であります。チェックイン時に割り込みがあり、受付嬢もそちらを優先し始めました。小生が後にしてくれと頼んでも英語が通じません。また身なりからどこかのお金持ちの様です。

一回きりの小生よりも優先するわな。





部屋に入るまで随分掛かりましたが、まだ太陽は高いです。散らかる前の部屋を撮っておきました。ツインのシングルユースです。





シャワールームも悪くありません。めっちゃ気持ち良く入れました。

おっとその前に撮影と行きたいところですが、明日のバスがほんまに来るんかバス停まで行って確認です。でもポーランド語なので、写真で撮ってパソコンで拡大。それを受付嬢に見せて相談。

男性スタッフが、「ここのバスは早く来ても待たないので、20分前から待っておかないと」とアドバイスをくれました。8時15分のバスなので、8時前にはバス停に行く必要があります。故に無料で付いている朝食にありつけませんでした。





いやはや、これですもん。今晩ここに泊まると思うと、結構テンション上がりまっせ。

撮影に花を添えてくれるウエディングドレスの花嫁が5名もおり、式後なんでしょうなぁ、撮影真っ盛りです。そう言えば小生も式後に2時間ほどかけて撮影ツアーに出ましたわ。勿論主役は嫁さんですけどね。途中お姫様抱っこもさせられました。

簡単に持ち上がっったので皆びっくりしていました。小生、荷物であれば80キロくらいの重量を上げてましたので。





そのウエディングカップルですが、小生と同じで嫁さんの美貌とは不釣り合いのカップルばかりです。というのは、女性が皆、大変気の強そうな顔をしてはるんですわぁ。旦那が完全に尻に敷かれている感じで、撮影中もそんな感じでした。

小生が思ったこと。やはり女性は「日本人女性」にしておきなはれ。

と星ツアーにご参加されたお客様に言いまくっていますが、最近では「今では日本人女性もそんなことないよぉ」と返ってきます。

マジ?





西の空に太陽が沈んでいくので、この城はずっと逆光になります。逆に夏の日の出頃だと全体的に日が当たるかな。寝てたけど。





ウエディング撮影の邪魔をしない様に小生も撮影を続けます。

写真の中央入口から入るとレセプションに抜けられますし、レストランも近いです。





逆光はきついですが、対角魚眼でも撮っておきます。





おっと気の強そうな花嫁がどっカーンと座ってます。ま、いっか!





こちらのカップルも旦那が大変そうでした。一生に一回の事。慣れていない姿を見て初々しかったです。





この写真を撮った後に噴水が停止します。





城に少し寄って撮ります。





また城の真下まで来ました。ウエディング撮影が全部終わったので、一から撮り直しです。





向かって右手の棟は子供たちの社会見学施設みたいになっており、一日中元気な声が響いておりました。





さてそろそ陽が落ち、空の色がええ感じになって来まっせ。




 
噴水も停止し、水面を囲む様に照明が付きました。




 
おっとその前にご飯を食べないと、周辺にはレストランなんて全くありませんので一大事です。早速城内のレストランに向かいます。

しかし、空が徐々に青さを増してきますので、注文後に三脚を持って再度出動です。




 
なんとピンク色照明であります。星も写る様になってきまました。

急いで夕飯を平らげて、最後までずっと撮ってます。周辺には誰もいません。同業者なしです。





本当はもっと遠くから望遠レンズで平らに撮りたかったのですが、実は木が邪魔で不可能なんですわ。なので下からの舐め上げになりました。

この後に洗濯をし、レストランが閉まる前にビールを飲んでネット検索。







  
2016年6月7日(火)になりました。予定通りバス停に急ぎ待っていると、来てくれました。安心。車内は学生諸君が結構乗っています。

昨日は駅前で45分間もバスを探すも結局見つけられず、6千円も余分にかかってしまいましたが、身体は至って健康だし問題なしです。

ここで教訓。白人の多くは「適当」であるからして、バスを乗り換える時は、乗り換えバス停の名前を言っても無駄。そう肝心なのはそのバスの最終目的地を調べる事。日本では殆どの方がプロフェッショナルな仕事をこなすが海外ではその逆。

そう言えばニュージーランド人はもっと酷い事を思い出しました。皆様もご注意下さい。

因みに朝のオーポレ行バスが出る最寄りのバス停は、城から歩いて10分800メートルもありますのでご注意を。




 
オーポレ駅に戻ってきました。10時18分発の特急TLK62104号に乗車し、アウシュヴィッツ強制収容所に向かいます。















次ページへ





「旅の風景」に戻る






ホームページトップ「やる時はやりまっせ!」に戻る











inserted by FC2 system