サントリーニ島
Santorini
 
初日


 
2017年6月11日(日)の朝7時丁度にアテネのピレウス港を出航した高速フェリー SEAJET社の「CHAMPION JET 1号」は順調に地中海を東進。

寄港地の Mikonos ミコノス島 に向けて最大船速で爆進中であります。

タラップを完全に上げへんのですなぁ。乗り降りが早くなるわけです。





 
一通りの撮影を終え、そろそろ空いてきたかなぁと思いカウンターに寄ってみました。
すると船長も一服に来ており、自然とモデルさんになってくれはりました。

小生もブラックコーヒーを頂きます。着席したのはこの時間だけ。後5時間はずっと歩き回って写真を撮っておりました。




 
さて一つ目の寄港地であミコノス島に着きました。
ご婦人が撮影中でしたのでモデルになってもらいましたが、時計を見ると既に10時35分。

あれれ、サントリーニ島まで4時間55分しかかからないのに、既に3時間35分も経ってる。

そう既に50分も遅れが出ている事に気が付きました。




 
と、慌ててる方が数名。5分しか停泊しないのに、この島で下船する方が慌ててはります。




 
でも例のタラップを上げ下げするだけなので、乗り降りも早くてあっという間にミコノス島を離れました。




 
白人は年をとっても仲睦まじいカップルが大変多いです。ウチも見習わんとなぁ。




 
さて次はナクソス島です。再び最大船速でかっ飛びを始めました。

ちらほらと青空も覗き始め、撮影枚数も増え始めます。高速艇ですが、後部甲板デッキは艦橋の後ろなので風が弱くて寛げます。




 
2つ目の寄港地であるナクソス島に近付きました。




 
バックで埠頭に近付いて行きます。

小生は予め動画をチェックし、この港の景色が美しい事を知っていたので、撮りまくりです。




 
というよりも、この港の写真を撮るためにわざわざナクソス島に寄港する船を選んだのでした。

天気は良くないけれど、次回は泊まってみたい感じです。




 
ねっ、そんな感じでしょ?

でも予定到着時刻は10時30分なのに、タラップを降ろしたのは11時24分。遅れが5分も加わってしまいました。




 
船内にいた方も、この港の景色に気付いて甲板デッキ一杯に広がってはりました。




 
さあ遅れが約1時間になってしまいましたが、風向きが逆だったのか、それとも元々のスケジュールが無謀だったのかは分かりません。





あっ、この青Tシャツのオッサン、また写ってる。

どうも彼の定位置みたいやね。という小生も。





そしてやって来ました終着のサントリーニ島。

その前を他社フェリーが通過したので撮りましたが、小生乗船の物よりもかなり大きく感じました。そして青空が広がって参りました。ラッキー!





早速見えてきたのが、小生が宿を取っているイアの街であります。

しかも、万里の長城の様に見える階段を登り切った所の右上にある石造りの建物がイア城で、例の夕景有名地。





ちょっと引いて撮るとイアの街に白っぽい建物が多い事が分かります。





もっと引くと島の北部が全部写ります。





と思ったら、ちっとも港に近付こうとしません。

どうもカルデラの中にある島を迂回していくようです。

港に近付く様を撮ろうと意気込んでいたのに、係りの方がやって来て、「至急、下船の準備をして下さい」と呼びかけ始めました。

そりゃそうだ。1時間も遅れてるんやから。折り返しのお客様も待っているしなぁ。





早速船の最下部階に戻り、右端に写っている銀色の棚から自分の荷物を降ろして並びます。殆ど最後尾になってしまいました。

でも大丈夫。こんな事もあろうかと、小生はレンタカーの使用開始時間を遅らせておいたのです。





さて丁度1時間遅れで到着。小生が下船してからも、まだまだ乗客が降りて来ました。

これなら寄港シーンも甲板から撮れたやん!と思いましたぞな。

左のタラップは乗船客が利用して船内に消えて行きました。






他社の高速艇も寄港しておりましたが、その海の色をご覧下さい。ええ感じの色をしてますなぁ。




 
小生は早速予約済みのレンタカー店舗まで歩き、書類にサインし、2日後の空港での返却時間をメモして出発します。




 
フィアット・パンダでしたが、ここのレンタカー屋のポリシーなのか、ガソリン残量一メモリで貸すので、返却時もそれでと言われます。
燃費も分からないので、ええ商売しとんなぁと懐疑の目を向けてしまいます。

でもガソリンスタンドで相談したら、「何泊するんや」と聞かれ、2泊と答えると8ユーロ分で足りるやろ!って。何処のレンタカー屋も同じシステムみたい。





宿のチェックインにはまだ早いので、早速反対側の行き止まりに向けて出発します。念の為にGoogleマップのナビをセットします。

やって来たのはアクロチリ灯台。この手前で道が行き止まりになっており、機材を担いで歩いて来ます。





島の内陸部を撮ると、火山の火口跡の様な断崖絶壁が続いているのが見て取れました。





サントリーニブルー。

この後、島を縦断して最北端の街イアまでの道をレンタカーで40分位。

チェックイン後は運転するつもりもなかったので、早速ホテルの斜め前にあるデイリーストアで飲み物やアイスクリームなどを購入して部屋呑み。





しかし、気象衛星の写真を見ていると、今夕の天気はダメっぽい。しかし流石に20時頃になったので、そろそろ撮影の準備を整えて出動。

なんだかおとぎ話の世界に足を踏み入れた感じ。

やはり雲に覆われているので、多くの人間が楽しみにしている夕日は無理だろうと思い、早めに夕日のメッカに行こうと思った。





すると案の上、全く夕日が見えなかったみたいで、まだまだ明るいのにほぼ全員が撤収体制。

小生はその流れに逆らい夕日のメッカと言われているイア城の展望台にやって来ました。そしてまだ空が青い時間を狙って数枚撮影。

辛うじて赤っぽい夕焼けが写りました。





何十分も条件の違う写真を撮り、足元の小さな港を上から狙いました。





ドップリと日も暮れて、展望台にはほぼ誰もいなくなってきましたので、何処でも三脚を広げられる状態。

振り返ってイアの街を撮ってみました。F6.3まで絞り、ISOは400、露出時間は13秒です。





この日最後の撮影はお立ち台に上って対角魚眼レンズに変更し、イアの街全景を入れてみました。F8.0、ISO400、25秒露出です。

そろそろ半袖では寒くなって来たので撤収しました。





そしてまだ夕食を食べていなかったのと、飲みも足りなかったので、雰囲気の良さそうなレストランに入ってみました。
時間は既に22時40分。

中々美味かったですよ。これに500mlのビールを2杯。

そうして無事にギリシャ・サントリーニ島の初日が終わりました。ああ疲れた。一体何枚の写真を撮ったんや。












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