タオルミナ
Taormina




 
2017年6月16日(金)、内陸の街ピアッツァアルメリーナを出発し、道中の街を撮りながらエトナ山の北側道路までやって来ました。道端で一枚。

大きな爆発が起こったら一目散に逃げる準備をしてました(笑)。でも進行方向に向かって風が吹いとりますねん。噴煙が追いかけてくるからアカンやん!




 
これがエトナ山の北側道路。制限速度40キロなので、それなりに走っていたら、後続車は時速100キロ程度で走っており、あっという間に追い越されます。

しかも、追い越し後は指示器なしで約3メートル前に入りやがります。久しぶりに名古屋運転を思い出しました。愛知県の方と運転がそっくりでっせ。




 
さて残り数キロの所までやってくると、右手に再び地中海が見えてきます。




 
念の為にタオルミナ駅に車を停めて、発着するバスの時刻を調べます。まあ30分に一本の割合でバスがあるみたいですが、全て長距離バスが駅に寄る感じ。

この時点で、明日の朝は駅までタクシーにしようと思いました。




 
さてタオルミナに到着しました。ここでレンタカーを返却します。

カターニア空港で借りてタオルミナで返却という「乗り捨て」であります。まともにAVISにこの乗り捨てを依頼すると割高なので、レンタカーCOMから申し込みます。
すると乗り捨ての場合でもエキストラが掛かりません。

皆さんも試してみてぇやぁ。

あっ、そうそうシチリア島の最終宿泊地であるここでも荷物は届いておらず、宿の方にも手伝ってもらいカターニア空港に最後の手段で電話を入れてもらいました。
すると4泊分の宿のバウチャーを全てコピーしたくせに、そんなものは他の誰も認識しておらず、小生が何処にいるのか全く分からなかったと言い訳しています。

やっぱりイタリア人とはビジネスは出来ない。レンタカーを借りるのも、命が何個あっても足りへんやろうなぁ。




 
19時を周り夕暮れが近付いているので、急いで撮影に出向きます。まずは古代円形劇場からです。営業時間が残り少なかったですが何とかなりました。




 
急いで良かったです。太陽が尾根に沈むかなり前に劇場の最上段にやって来れました。

中央直ぐ右手に薄っすらと稜線が見えているのがエトナ火山。左手に雲みたいに伸びているのが噴煙です。




 
劇場の最上段端にある資料館横で撮っています。






 
沈み行く太陽をご覧下さいませ。エトナ山が見えやすくなります。




 
これは日没前の劇場舞台。




 
資料館横に森があります。




 
ソニーのアクションカムX3000での撮影です。その他は全てペンタックスK-3ⅡのRAWで撮っています。




 
タオルミナの街を背景に含めます。




 
さあ太陽は山の向こうに沈みましたので、次の場所に向かいます。

その通りはご覧の通りの賑わい。イタリア人の中には、もうこれ以上観光客は来てくれるな!と言っている人もいるそうな。

何の宣伝もしなくても観光客が途切れないのは羨ましいです。皆さんも小生の住むニュージーランドにもお越しやすぅ。






 
進路を西に取り、一番賑やかな通りを進むとタオルミナ教会に辿り着きます。




 
その教会前に広場があり、多くの方が集まっています。





 
広場の端からは地中海を見下ろす事が出来ます。

エトナ火山も綺麗に見えています。




 
次のヴィラ・コムナーレという公園に向かう途中、人家の軒先に色取り取りの液体が入ったペットボトルがお出迎え。

もしかして猫除け?




 
公園内から先ほど車で寄ったタオルミナ駅が見えていました。

本当は海まで続く階段を使って駅に行こうと思っていたのですが、どうも階段が崩れているらしく、宿の方とも相談してタクシーにしなはれ!という事になりました。




 
公園は20時で閉まるので、それに合わせて撮影場所を移動しながら撮っていました。

多くの方が20時で閉まる事を御存じなさそうで、夕焼けをこの場所から見る気で満々だった模様です。
追い出されるシーンに遭遇してしまいましたから。




 
公園を出て良さげな店で少し摘まんでビールを2杯飲み、夜景は公園近くのミラージュレストラン下にある駐車場に入れてもらって、そこでマンフロットの卓上三脚を使っての撮影。

4泊目でも荷物が届いておらず、明日の朝にはイタリア本島に電車移動するのに、一体いつになったら荷物を配達するつもりなのでしょうね。




 
これがそのミラージュレストラン。右手がレストランで、左手にテーブルが並んでいます。道路を毎回横断してテーブルまで料理を届けていました。




 
既に22時前ですが、皆さんはやっと夕食を開始されています。




 
そしてそのままお酒を飲みにメインストリートに出ます。小生は撮影で大忙し。




 
荷物が行方不明になって4日目。三脚も一緒に行方不明なので手持ち撮影。

露出時間が長くなるので歩行者を止めて撮る事は出来ず。
しかし、手振れもなく上手に撮れます。




 
再び教会前を通ります。




 
皆さん、休暇を楽しんでおいでの様でした。小生もレンタカーと別れたので、早速ビールのハシゴを再開しました。




 
メインストリートを奥に進みUターンします。

生演奏中のレストランが結構多かった印象です。




 
そしてメインストリートを往復し、その入口でありメッシーナ門まで戻って来ました。宿まで1分の所にあります。

宿に戻るとオーナーが「荷物は明日一番のクーリエで空港から届くそうだ」と教えてくれ一安心。
ロスバゲ解決が4日目。しかも、小生の宿バウチャーのコピーを全て喪失。これがイタリアの当たり前だそうです。

余談ですが、小生の荷物は朝7時の段階で宿のメインドア前に勝手に置かれているのをオーナーが見つけたそうです。一体何時にカターニア空港を出発したんや。

しかも、荷物はズタズタ。ジッパーはもげてしまい、道路上を数十メートル引っ張られた感じの擦り傷もありボロボロ。
その夜に泊まったアマルフィから荷物の保障の件を問い合わせるが、二度と返信無しの完全無視。

この休暇旅行の為に買った背負えて転がせるバッグ(21600円)がゴミと化しました。イタリアには二度と行きません。




 
2017年6月17日(土)になりました。
起床して4日ぶりに対面した荷物はズタズタになっているが、旅を続け無ければなりません。

写真はタクシーでやって来たタオルミナ駅構内の売店と2人のジェントルマン。気さくでええ感じ。
そう荷物が行方不明になった時のカターニア空港バッゲージクレイム担当はイタリア人女性。しかし、この2人のにーちゃんはええ感じ。

思い出しました。小生の住むニュージーランドと同じです。男性は日本人と同じ親切サービスなのに、女性はお客様を顎であしらう。

なんちゅう動物や。イタリアもおんなじやんけ。やっぱ白人女性は好かん。

独身の大和男児に申す。悪い事は言わないので、女性はヤマトナデシコにしときなはれ(笑)。

さあ鉄道の旅が始まります。9時19分発、インターシティ特急722号でイタリア本島に向けて出発します。座席の予約はイタリア国鉄のウエブサイトで料金が一番安い時に買ったもの。1等座席でしたが、それでも20ユーロ。8時間乗って20ユーロよ。












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