カナダ・バンクーバー

欧州に行く前に1泊して夜景撮影
 


その前に出発時のクィーンズタウンの景色から


2016年6月1日(水)、真冬のQueenstownを出発しました。今年はLCCを避け、ナショナルフラッグ航空であるニュージーランド航空の限定安売りでチケットを購入。荷物を預けてボーディング前の一枚。5月中に大量の積雪があり、どのスキー場も営業を開始しても大丈夫な感じ。

我家の台所からも同じ景色が見えます。


 

快晴の中で離陸。西に向かって離陸し急旋回で真南に進路を取ります。その後、上昇を続けて右旋回中に撮影。カメラを飛行機モードにしておけば、GPS、Wifi、Bluetoothなどは全部動作停止なので撮影は可能です。

これを知らずに撮影している奴がいるのが問題。

その後にAKLオークランド空港にて早速休暇モードに突入し観光客の仲間入り。いきなり焼き鳥とビールを注文。

そして20時05分発のNZ航空との共同運航便にて13時間30分。初日の目的地であるYVRバンクーバーに到着。お尻の肉が分厚いので13時間半のフライトも平気(笑)。


 

到着後、無人自動運行のスカイトレインに乗車。街に近付くと地下運行になります。結構な乗車率であります。小生も小さなスーツケースと共に乗車。空港からだと運賃が5ドル加算されるので損した気分。立って景色を見ていました。


 

約20分の乗車でBroadway-City Hall駅に着き、そこから結構な雨の中で荷物を転がして650メートル先の宿Park Inn& Suite by Radisonホテルにチェックインです。今回の旅行で最も高かったホテルです。

このホテルにした理由は、「夜景撮影」に尽きます。これも綺麗な夜景の写真を検索で発見してしまったからです。ベランダからの撮影になります。コーヒーメーカーが備え付けられていたので早速美味しいのを頂きました。


 

ベランダからの景色を24ミリレンズで撮りました。大通りに面しており、夜間でも結構な交通量でした。救急車のサイレンが2回ほど鳴ってましたね。

対岸の高層ビルの夜景を撮るために態々ここに泊まったわけです。カナダドルで230、当時のNZドル換算で270ドルもするホテルです。通常NZ$5〜60の宿に泊まるのに、頑張りました。


 

早速予定通りに動きます。YVRバンクーバーは多くのラーメン店が存在し、その中でも宿に近い所に2軒に伺いました。まずは麺屋さんから。 

鉄道駅から徒歩1分で、結構な濁りスープの店でした。しかし、残念ながら麺が中華の乾燥麺に類似しており、残念な結果となりました。まあ値段が安いのでそれなりです。



16時だというのに、これだけのお客さんが入っています。しかもかなりの雨が降っていますし。撮影前はほぼ満席でした。スタッフはアジア人ですので英語での会話になります。オーナーが日本人だそうです。


 

食後にアクションカムで撮りました。左端の屋根が鉄道駅です。雨が小降りになっていました。


 

予定では北進して川に架かる橋からの景色を予定していましたが、激しい雨に見舞われたのでホテルに戻り待機し夜景の撮影を開始しました。

しかし雨が気配がありません。そこで見切り発車で22時過ぎに2軒目のラーメン店に伺い、その後は歩いての撮影に出向きました。



店の名前は「弁慶」さん。カレーとのセットを頼みました。とにかくクィーンズタウンにはこれだけ安く日本食を食べられる所がないので欲張ってしまいます。どちらも美味しかったです。


 

弁慶さんを後にし、折りたたみ傘を開いて道路の中州に三脚を立てました。市内中心部のタワーも写っていますね。


 

その後はかなり激しい雨の中を歩いてフォールス川の畔に来て三脚を立てます。円形のサイエンスワールドを入れてみました。


 

その後も傘をさしての移動が続きます。この写真を撮る頃に一瞬だけ止んだのですが、直ぐに降り始めます。流石はYVRです。海が近い。


 

もう24時を過ぎているので部屋に電気を灯している人も少なくなってきました。それにしても都会であります。クィーンズタウンでは考えられない高層ビル群です。


 
 

海と言えばやはりこうなってしまうみたいですね。オークランドに似ています。雨が止み、水面反射も綺麗です。


 

その後は流石に部屋に戻りました。空が青い時間帯はとっくに過ぎていますが、とにかく分厚い雲に覆われているのでほぼ無関係です。スタジアムを入れて撮ってみました。


 

宿の真正面を中望遠で撮っています。これだけ光が溢れているので星なんて晴れていても見えないでしょうね。

納得いくまで長時間露光を楽しみ風呂に入り、予め真横の酒屋で買っておいたビールを飲んで就寝です。


 

おはようございます。YVRは同日着だったので、この日が6月2日(木)になります。今日は前日の遅れを取り戻すべく早めに出動です。夕方18時40分のフライトでMUCミュンヘンに行きますので、16時には電車に乗っていたいですからね。

天気は曇り。しかし、雨が降って来そうな感じではありません。



ホテルをチェックアウトし、荷物を預けて早速出動です。目的地はスカイトレインの終点ウォーターフロント駅です。日も差してきました。


 

スカイトレイン下車後に蒸気時計を見てカナダプレースにやって来ました。雲量7〜8もありますが、雲の雰囲気が違って綺麗です。


 

カナダプレースの先端に向かっています。国旗が国民投票で変更になった国ですが、あのデザインが良かったのだと思います。NZの国旗が変わらなかったのは、代替になる国旗デザインが「もう一つ良くなかった」のが原因だと思います。


 

振り返るとこんな感じ。アジア人と白人の服装の違いに気付かれましたか?肉をたくさん食べる白人は平熱が高いと言われているらしく、ご覧の通りで半袖半パンです。アジア人で半袖の人が誰もいないのです。

因みに小生の服装は白人と同じ半袖半パンです。アイスクリームの食べ過ぎでキャイーンの天野君状態であります。


 

カナダプレースの先端です。やっぱり海が近いと雲も立派ですね。クィーンズタウンの物とは比較になりません。


 

先端にある円形の台の上から撮っていますが、ホテルから見る景色とは全く違います。高層ビル群は何処に行ってしまったのでしょうか。


 

進路を西に取り、コールハーバーと呼ばれるエリアに向かいます。都会過ぎて正直引いております。


 

住みよい街だと聞いていましたが、中心地だけ見ても分かりません。水上飛行機での遊覧や移動が当たり前の様でした。このビジネス、ここクィーンズタウンでも使えそうな気分。


 

オリンピックの聖火台と高層ビルです。バンクーバーオリンピックは記憶に新しいところです。


 
 
大型クルーザーが沢山見えていますが、一隻当たりお幾ら万円ほどするのでしょうか。私は海には興味がないのですが、ビッグビジネスが転がっている匂いがプンプンしています。


 


 

さて本日最初の食事はいきなり遅めのランチタイムになってしまいました。伺ったのは元町食堂さん。金太郎さんは長蛇の列で諦めました。

これだけの物を海外で作るとなれば相当な仕込みが必要です。美味しく頂きました。しかし、支払いの段階になってクレジットカード不可だと分かり、近くの銀行を教えてもらいました。しかし、そこは信託銀行で両替をしている訳もない。数軒隣の銀行を紹介して貰い伺うと、両替は無理だと言われた。

なんとカナダでは外貨両替をしている銀行は珍しく、外貨両替が出来る一番近い銀行まで歩いて15分はかかるとの事。ラーメン屋には人質ならぬ物質として一眼デジカメを置いてきたので30分も待たせられない。

仕方なく物凄い手数料を取られるがクレジットカードによるキャッシングしか残された道はなく多めに替えておいた。滞在時間残り数時間でこれですもん。同じ英国連邦の国なのに、ここまでNZと違うのかと落胆しました。皆様もご注意下さい。



両替で時間が無くなってしまい、ガラガラに空いた金太郎ラーメンに伺えませんでした。早速先を急ぎます。

850メートルほど歩くとイングリッシュ・ベイ・ビーチにやって来ます。天気がさほどでもなかったので景色もそれなりですが、これだと晴天でも同じだと感じました。敢えて行かなくても大丈夫です。


 

そして本日最後の訪問地であるグランビル・アイランドを目指します。アクアティック・センター・フェリー・ドックから渡し舟に乗ります。バラード橋を目指せば乗り場が見えてきます。



渡し舟は5分おきに出ており、あっという間にグランビル島に着きます。橋を潜って対岸にあります。


 

乗船中の景色です。何処も同じ感じの風景です。相変わらず曇り空です。


 

これが渡し舟です。5分も乗っていないのに、2.6ドルもします。コインが2ドル分しかなく、あとは50ドル紙幣。2ドルでええよ・・とまけてくれました。


 

バラード橋は古いデザインなのに、鉄橋が架かっています。結構違和感満載です。


 

グランビルアイランドの施設を満喫した方が休憩してはりました。ギター演奏もあり賑やかです。でも私ならパブに入って、ここの牡蠣とワインを食すでしょうね。でも今回は欧州に行く前に立ち寄っただけなので贅沢は無し。


 

最後は宿に戻る途中で撮ったものです。おじさんが一人で寂しそうにしてはりました。

結局、ウォーターフロント駅からずっと歩いてしまいました。渡し舟乗り場までで6.1キロ。プラス宿まで2キロ歩き、計8キロ強の撮影旅でした。
でも多くの銀行で両替が出来ないという事を聞いて、まだまだ観光の街ではないのだろうと悟りました。オリンピックの時はどうしてたんやろうか。

そんなバンクーバーでしたが、やはりカナダは都会やのうてロッキー山脈に行くべきだと思いました。ニュージーランドも同じです。南島の南半分に来ずしてNZを語るなかれ・・・であります。

それでは空港に戻りMUCミュンヘン行きの飛行機にチェックインであります。



 












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