ワルシャワ Warszawa |
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2016年6月8日13時38分にクラクフ駅を出発したポーランド超特急ペンドリーノ EIP3800号の1等車車内です。結構埋まってます。 |
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1等車座席には食事が含まれており、小生はパスタを選びました。ランチも炭水化物でこれも炭水化物。かなり美味しかったです。 |
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食後は燃料補給に向かいます。平日の昼間なのか、私の様な観光客が少ないのかパブカウンター付近は誰もいません。 遠慮なくビールを注文します。 |
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ワルシャワ中央駅から一つだけ東にあるPowisle駅まで電車を乗り継ぎやって来ました。 泊まったのは Moon Hostel 。ホステルだが、その辺りのホテルよりもしっかりとしており、その証拠に受付嬢のレベルの高さが上げられる。クラクフで泊まったアペナホステルの受付の僕ちゃんが最悪だったので尚更感動してしまった。 このお嬢であれば私の会社でも働けるだろう。万に一人の逸材であった。部屋も綺麗である。 |
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バスルームのレベルも高い。ここは超お勧めである。 |
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16時08分に最寄りの駅に着いていたのだが部屋の居心地が良すぎてネット環境もええ感じ。半乾きだった洗濯物を干したりしているうちに日没時間が近づいてきたので出動である。 この道を北上すれば世界遺産の歴史地区まで1.8キロ程度。 |
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皆さん一杯やりながら食事もされています。カラフルな通りであります。やはりポーランドの芸術性は高い。 |
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本日3度目の食事も炭水化物。身体がそろそろ和食を欲している模様だったので投資。野菜も摂れて一石二鳥。 |
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21時をまわり空が青くなる時間帯を逃さずに王宮広場にやって来れました。16世紀の王様ジグムント3世の碑と旧王宮の2ショットであります。 撮影をしていたら三脚にデジタル一眼を載せた同業者が何名も集まって来ました。ポーランドでもデジタル一眼が売れている様で、夜景撮影のグループでした。 相変わらず勿体ない設定で撮っておられました。もっと絞らないと。 しかし、これらの建物は全て第二次世界大戦時に粉々になったのだそうで、これらの復興は市民が写真や絵を参考に、壁の亀裂に至るまで正確に再現したものなんだそうです。 戦争で多くの人民を失ったポーランドですが、彼らの復興への強い意識こそが戦争に歯向かう武器だったのかも知れません。 |
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21時30分、そろそろパラソル下に飲兵衛たちが集まって来ており、それでもゆっくりと静かに飲んでおられます。広場に人は少なく、なので遠慮なく三脚を大きく広げて撮影させてもらえました。 昨年ベルギーはブリュッセルに伺った時は三脚を広げられないほどでしたからね。 |
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空が青い内の撮影を急ぎ、数百メートル歩いて旧市街広場にきましたが、右手にある人魚像への照明しかなくめっちゃ暗かったです。大変露出に迷いましたが、全体を浮かび上がらせるために露出補正をプラスにしてみました。 本当はこんなに明るくありません。 |
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違う通りを歩き始めると旧王宮が見えてきました。 |
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改めてワルシャワ市民の勢いを感じます。 これだけ正確に建物を再現するパワーって何処からくるのでしょうか。面倒だから違う建物を設計して建てれば良いではありませんか。 しかし、市民はそうはしなかった。それは多分、憎きドイツへの復讐心だったのではないでしょうか。お前らには屈しない・・・という強い気持ちが伝わってきます。 |
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空の青さはなくなってしまいましたが、試しに遠くから望遠レンズを使って撮ってみました。 また違った感じに撮れました。 |
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壁の模様がデジカメのノイズの様に写っています。近くで見たら唐松模様みたいでした。 |
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さて新しい王宮の正面を撮る為に三脚を畳まないで歩いて行ってきました。旧王宮の裏側にあります。 誰もいません。こんなに綺麗なのに。 |
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斜めから撮った方が奥行きがあってええ感じですかね。 |
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その帰り道にセントアンナ教会を後ろから狙ってみましたが、夜中でも市電が動いているのに注意がいってしまいました。中央駅に行くなら市電の方が早いです。 さあ夜も更けたので宿に帰りましょう。 |
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と思ったら、道中に色々ある事を忘れておりました。 こちらは大統領官邸です。日本だと首相官邸ですので、厳重な警備が為されていました。 小生は反対側の歩道から撮っているのですが、井出達が完全に謎の東洋人ですし、髭もありますし、大きな黒い三脚を持ってウロチョロしていたからだと思いますが、衛兵の一人に完全にマークされてしまい、私が動くとあちらさんも動いて完全に動きをチェックされています。 でも大きな館だし、ショパンが初めて演奏した場所だし、ワルシャワ条約もここで調印されたらしいので、頑張って20ショットほど撮ってしまいました。衛兵の目を覚ましてしまったみたいです(笑)。 |
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そして本日最後のショットは我が師と言っても良いコペルニクスの像であります。 足元に太陽系惑星の軌道が描かれているので、どの構図にするか真夜中なのにかなり悩みました。 でも背後の宮殿、今の科学アカデミーの建物を優先してしまいました。ホンマに真夜中に構図を決めるのにウロチョロするのは謎やろうなぁ。 ビールを買い損なったので、宿の受付で販売されていた紅茶と水を一気に飲んで水分補給して寝ました。 |
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おはようございます。2016年6月9(木)になりました。これまで好天続きだったポーランドの国内でしたが、とうとう曇天がやって来てしまいました。 乗る列車は昨日と同様に超特急ペンドリーノ号で、出発時間は11時20分と遅いのすが、ここでトラブルです。ポーランドに入ってから調子が悪かったスーツケースのローラー軸受けが破損し、真っ直ぐ進んでくれません。もう限界です。 そこで大都市にいる間にと思い、中央駅に行くまでの間にあるであろうスーツケース販売店に突撃であります。宿から1.5キロの所にある中央駅までの間、スーツケースを転がすのに苦労しました。 駅が入っているモールに店がある事が分かり、列車出発の5分前に慌てて購入出来、壊れたスーツケースの処理までしてくれました。サイズが大きくなったので結構大変です。中はスカスカだし。 写真は文化科学宮殿であります。どえらい高い宮殿でんなぁ。 |
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