ヴロツワフ
Wroclaw
 




2016年6月6日朝になりました。ドイツ・デュッセルドルフから乗ったポーランド寝台特急をポズナンという駅で降り、特急TLK5600号にて約2時間の乗車で最初の目的地であるヴロツワフに向かいます。

1等座席は6人用のボックスシートでしたが、空いており他に誰もおりません。1等だと貸し切りって多いよ。




 
11時55分にヴロツワフ中央駅に到着しました。

やっと青い空に会えました。ドイツ周遊中に気象衛星の連続写真を見ていると、ドイツは北部を除いて殆どを雨雲が覆っていたが、ポーランドは全域で快晴でした。この日もその晴天が続いていてくれました。

通貨のズロチに換金し、スーツケースをコインロッカーに預けて街の中心部に向かいます。観光時間は3時間しかありません。





駅前から趣のある建物が続きます。一気に街の中心に行こうと思っていたのですが、そこに達するまでに随分時間がかかりました。





この様な品の良い風景がそこら中にあります。ポーランド人の好奇心旺盛な感じが伝わってきます。
それだけ自由な国なのでしょう。




 

中央駅から約1.5キロ、徒歩で20分程の所にマーケットスクエアーという中心部があります。

どうですこの建物。完全におとぎ話の中にいるかの様です。しかし、これが14世紀に建てられたといいますから、やはり半端ない感性を持っていると思います。





子供がこの建物の前に立った時、一体どんな風に思うんやろうかぁ。

しかし、子供の頃からこんなのを見てきたら、そりゃええ感じに育つやろうなぁ。我家は小生が大阪人なので、お笑いの勉強しかさせてまへんわ。





角を一つ曲がるとこんな景色。塗装が新しい建物もあれば、なんだか古いものもありバランスが保たれている感じ。




  

振り返ってもこんな感じ。
小生は男子なので女性の気持ちが分からないが、この景色を見た女子はどう思うのだろうか。

って、こればっかり。それほど異次元の世界なのだ。




 
2回目のコーナー手前にやって来ました。スクエアーというくらいなので、この広場は四角。
ランチタイムなのだが、左手のレストランに人は少な目。小生もそろそろ昼飯と行きたいところだが、3時間の滞在しかないので先を急ぎます。




 
塗装色は誰が決めたんやろうかぁ。寄合なんてもんがあったりして。そこで話合いの上で決まってたりして。




 
熟年夫婦が手をつないでいる様が見えて、子供たちがはしゃいでいる姿も見られ、ここポーランドという国がなんだか楽しそうに思えてきます。

こんな平和な国に襲い掛かったドイツ、そしてそこと同盟を結んだ日本、恐るべし。




 
どの角度から撮るのが良いのか分からず、50歩歩いては一枚撮ります。




 
第3コーナーにやって来ました。この景色はまだ続きます。





椅子に腰掛けて寛ぐカップル、社会見学中と思われる学生。

景色は違うが、平和な国でしか出来ない技やな。




 
最終コーナーを曲がり、メインストレート?に差し掛かりました。
6月初旬の晴れた昼下がり、何処にレンズを向けても絵になる街です。




 

第2コーナーの方を振り返ります。




 
 
タウンホールを見上げます。重厚な建物です。




 
ぐるっと一周してきました。
この広場だけでも沢山の写真を撮ってしまいました。それだけ被写体としてはかなりの迫力がありました。




 
準望遠で景色をくり抜くとまた違った感じになるので、毎回焦点距離を変えながら5ショット程撮っておきます。




 
この広場を離れる前にタウンホールに再度張り付きます。

この後に違う道で駅まで戻る途中にガレリアに寄り昼食をと思ったのですが、建物が大きすぎて店を決められません。
仕方なく太陽を頼りに駅に向かいます。




 
駅に戻りランチが食べられる場所がある事を願います。

何とKFCなのに焼きそばメニューの看板が目立つ。時間もないので注文し、調理完成までの間にコインロッカーから荷物を取り出します。
燃料(ビール)も調達して駅のホームに参ります。

14時55分発のICインターシティ8402号にてOpoleオーポレ駅まで50分の乗車です。

いやぁ、綺麗な中心街でした。
















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